大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
復興デザイン教育研究センター(CERD)

被害竹田市川床紙漉

|災害番号:099220|固有コード:09922022

市町村
竹田市

概要(被害)

がけ崩れが発生。建物に被害が出た。

【出典:大分県土木部『平成24年災 豪雨災害誌 ~平成24年梅雨前線豪雨を振り返って~』,2014】

災害データ

主な被害

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8軒の住宅で床上浸水があった。

【出典:竹田市『7.12竹田市豪雨災害検証会議』,2013】

園路や湖の中に3000立方メートルの土砂が堆積した。また足元灯ほか電気設備も故障した。

【出典:竹田市『7.12竹田市豪雨災害検証会議』,2013】

床上2.7メートルまで浸水し、フロアや体育用具が被災。復旧工事が行われ平成28年3月に完成した。

【出典:竹田市『7.12竹田市豪雨災害検証会議』,2013】

集会所、調理室、体育館が床上浸水した。

【出典:竹田市『7.12竹田市豪雨災害検証会議』,2013】

大野川、稲葉川が氾濫し、住宅に浸水の被害が出た。

【出典:竹田市『7.12竹田市豪雨災害検証会議』,2013】

公民館が床上浸水、トイレに土砂流入、プールに土砂たまるなど被害があった。

【出典:竹田市『7.12竹田市豪雨災害検証会議』,2013】

遊歩道の流出や路肩の決壊、バンガロー側の路面剥離、施設内の土砂の堆積、水道施設への被害などがあった。

【出典:竹田市『7.12竹田市豪雨災害検証会議』,2013】

1階部分4戸、下矢倉団地集会所 が床上浸水した。

【出典:竹田市『7.12竹田市豪雨災害検証会議』,2013】

がけ崩れが発生。建物に被害が出た。

【出典:大分県土木部『平成24年災 豪雨災害誌 ~平成24年梅雨前線豪雨を振り返って~』,2014】

玉来川の氾濫で橋に大量の流木が引っかかり、周辺では堤防よりも2.5メートルも越えて水があふれ出た。2014年4月に橋は撤去された。

【出典:土木学会九州北部豪雨災害調査団『平成24年7月九州北部豪雨災害土木学会調査団報告』,2013,pp.67-76】

玉来川の堤防が決壊し、旧河道や県道(高森竹田線)、JR豊肥線に流れ込み,周辺の住宅の浸水被害が大きかった。

【出典:竹田市『7.12竹田市豪雨災害検証会議』,2013】

鉄骨平屋建ての建物が1.5~2メートルほど浸水した。

【出典:竹田市『7.12竹田市豪雨災害検証会議』,2013】

玉来川の増水で流失。復旧工事ののち2014年7月14日に竣工式が行われた。

【出典:大分県土木部『平成24年災 豪雨災害誌 ~平成24年梅雨前線豪雨を振り返って~』,2014】

6戸の床上浸水が発生した。

【出典:大分県土木部『平成24年災 豪雨災害誌 ~平成24年梅雨前線豪雨を振り返って~』,2014】

玉来川の氾濫により1階席829席、2階の事務室が浸水。音響機材も被害を受け、使用できない状況が続いていたが、同じ場所で建て替えることになり、2018年10月に竹田市総合文化ホール グランツたけたとして開館した。

【出典:大分県土木部『平成24年災 豪雨災害誌 ~平成24年梅雨前線豪雨を振り返って~』,2014】

吾々路川で土石流が発生、赤石川の合流地点では右岸側の堤防が崩れ、住宅地へと水があふれ出した。住宅7戸が床上浸水した。また土砂は国道212 号線に達し、通行止めの原因となった。

【出典:土木学会九州北部豪雨災害調査団『平成24年7月九州北部豪雨災害土木学会調査団報告』,2013,pp.50-52】

川沿いにある住宅前の道路が約100メートルにわたり崩壊した。

【出典:大分県土木部『平成24年災 豪雨災害誌 ~平成24年梅雨前線豪雨を振り返って~』,2014】

日田市指定有形文化財の下小竹精米製粉用水車が杉皮葺きの屋根を残して崩壊。文化財の指定は解除された。

【出典:大分県土木部『平成24年災 豪雨災害誌 ~平成24年梅雨前線豪雨を振り返って~』,2014】

大分県指定文化財の1806年に架けられた県下最古の石橋。アーチの部分(輪石)を残し崩れた。

【出典:大分県土木部『平成24年災 豪雨災害誌 ~平成24年梅雨前線豪雨を振り返って~』,2014】

志谷川で土石流が発生。住宅1戸と志谷集会所が全壊する被害が生じた。集会所には高さ1メートルほどまで祖者が流れ込んだ。また市道志谷線の橋も流失し2世帯が孤立状態になった。

【出典:大分県土木部『平成24年災 豪雨災害誌 ~平成24年梅雨前線豪雨を振り返って~』,2014】

矢瀬地区と尾戸地区をつなぐ橋が落ちた。

碑文
平成二十四年七月十二日の集中豪雨と山津波による災害で死者一名、尊い命が犠牲となり地域全体が避難状態となった。国・県・市・当局はもとより地区市民の懸命な努力により、立派に修復した。再びこのような災害がないよう平和で益々発展することを願い、この記念碑を建立する。
平成二十七年六月吉日
地区住民一同

竹田市荻町南河内 災害復旧記念碑

コンクリート製の橋の一部が土台ごと崩壊。線路が約100メートルにわたり流失した。そのほか沿線の被害により8月19日まで不通になった。

【出典:伊藤弘行、山本晶、久保田啓二朗、大浪裕之「平成24年7月九州北部豪雨災害に関する調査」『国土技術政策総合研究所資料』第758号,2013,pp.1-73】

角度が約45度の急斜面が幅15メートル、高さ70メートルにわたり崩壊した。崖下の喫茶店に大量の樹木と土砂が覆いかぶさったが、斜面中腹に設置された対策施設が土砂をせき止めたため家屋の被害を大幅に軽減させていた。

【出典:大分県土木部『平成24年災 豪雨災害誌 ~平成24年梅雨前線豪雨を振り返って~』,2014】

80代の女性が半壊した自宅の片付け作業中に、足を6針を縫うけがをした。

JR豊肥線のコンクリート製の橋の一部が土台ごと崩落し、線路がおよそ100メートルにわたり流出した。緒方~豊後竹田間は8月20日に運転を再開した。

水源地から水を引いてくるための施設が壊れ、1070世帯でおよそ2週間にわたり水道が使えなくなった。

30代の男性が、自動車ごと夜明ダム付近の三隈川に転落し、行方不明だったが、16日10時頃に福岡県うきは市吉井町の筑後川川岸で遺体を発見した。

土砂が流れ込んで自宅が壊れ、90代の女性が両足をけがした。

70代の男性が増水した玉来川に流され死亡した。

20代の男性が倒木の撤去作業中に軽トラックの荷台から転落し、右側頭部を打撲。自衛隊のヘリコプターで病院に搬送された。

80代の男性が田んぼの様子を見に行って外出したあと行方がわからなくなっていたが、15日11時20分に大分市白滝橋付近で遺体で発見された。

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