被害【昭和17年8月台風第16号(周防灘台風)】大野郡三重町赤嶺
|災害番号:004740|固有コード:00474068
- 市町村
- 豊後大野市
概要(被害)
駅前の商店が倒壊した。
【出典:大分合同新聞 1942年8月29日朝刊3面】
災害概要
大分県下の総被害(死者11人、傷者45人、家屋全潰1985戸、同半潰10348戸、同流出101戸、同浸水3617戸、橋梁流出7件、同破損12件、堤防決潰161ヶ所、同破損109ヶ所、道路損潰226ヶ所船舶流出181隻)、この外下毛郡の果樹園の被害甚大、57町歩の果樹園の中、梨9割落果、葡萄3割落果、また県下一帯の農地は大被害をうけたが、詳細は明らかでない。
【出典:大分県災害誌 資料篇(1952)】
【出典:1942/08/28 6:00の天気図】
災害データ
- 最低気圧
- 978.2hPa
- 最低気圧観測地
- -
- 最低気圧観測日時
- 1942/8/27 19:30
- 最大風速の風向
- 南東, 南南東
- 最大風速
- 18.2メートル
- 最大風速の観測地
- 大分
- 最大風速の観測日時
- 1942/8/27 16:50, 20:00
- 累積最大降水量
- 361.1ミリ
- 累積最大降水量観測地
- 宮砥
- 日最大降水量
- 207.2ミリ
- 日最大降水量観測地
- 由布院
- 最大日降水量の観測年月日
- 1942/8/26
- 最大1時間降水量
- -
- 最大1時間降水量の観測地
- 大分
- 最大1時間降水量の観測年月日時間
- -
- 死者・行方不明者数
- 11人
- 負傷者数
- -
- 住家全壊/全焼数
- 2086戸(棟)
- 住家半壊/半焼数
- 10348戸(棟)
- 住家一部損壊数
- -
- 床上浸水数
- -
- 床下浸水数
- 3617戸(棟)
- 道路被害 ※事前通行規制は除く
- 226か所
- 橋梁被害
- 19か所
- 山・崖崩れ
- -
- 被害総額
- -
主な被害
マップを見る倒壊1戸などの被害があった。
【出典:大分合同新聞 1942年8月29日朝刊3面】
果樹園では梨など被害が4万円にのぼった。
【出典:大分合同新聞 1942年8月29日朝刊3面】
昨月新築したばかりの魚市場が倒壊した。
【出典:大分合同新聞 1942年8月29日付夕刊2面】
一部が損壊した。
【出典:大分合同新聞 1942年8月29日朝刊3面】
倒壊2戸、重傷2名の被害があった。
【出典:大分合同新聞 1942年8月29日朝刊3面】
倒壊1戸の被害があった。
【出典:大分合同新聞 1942年8月29日朝刊3面】
杉の大木が倒伏し、社務所拝殿の一部に被害があった。
【出典:大分合同新聞 1942年8月29日朝刊3面】
男性が自宅付近の部落共同乾燥場に避難中、隣接する倉庫が乾燥場に倒れかかり倒壊。下敷きとなって死亡した。
【出典:大分合同新聞 1942年8月28日発行夕刊2面】
新築中の校舎(6教室)が倒壊した。
【出典:大分合同新聞 1942年8月29日朝刊3面】
塀が倒壊した。
【出典:大分合同新聞 1942年8月29日朝刊3面】
1棟が倒壊した。
【出典:大分合同新聞 1942年8月29日朝刊3面】
竹細工工場が倒壊した。
【出典:大分合同新聞 1942年8月28日発行夕刊2面】
古材によって目下建築中だった園舎が倒壊した。
【出典:大分合同新聞 1942年8月28日発行夕刊2面】
住宅が倒壊。折しも家人の葬儀を済ませたばかりのところで、居合わせた10人のうち6歳の男の子が圧死、40代の母親といずれも40代の親戚の男女2人が重傷、60代の祖母が軽傷を負った。
【出典:大分合同新聞 1942年8月28日発行夕刊2面】
臼杵局電話工手の30代の男性が見回り中に屋根瓦が頭部に当たり治療1週間のけがを負った。
【出典:大分合同新聞 1942年8月28日発行夕刊2面】
亀川方面では住宅倒壊など5戸、半壊7戸、倉庫全半壊7棟などの被害があった。
【出典:大分合同新聞 1942年8月28日発行夕刊2面】
4戸の家屋が倒壊した。
【出典:大分合同新聞 1942年8月28日発行夕刊2面】
集落の共同浴場が倒壊した。
【出典:大分合同新聞 1942年8月28日発行夕刊2面】
倒壊した。
【出典:大分合同新聞 1942年8月28日発行夕刊2面】
興亜樹脂工業の倉庫、日豊工業の作業所、鶴崎繭市場の大煙突、民家1戸が倒壊した。また倉庫や納屋の倒壊も数棟、果樹の損害などもあった。
【出典:大分合同新聞 1942年8月28日発行夕刊2面】
松島屋旅館前の国道が約10間崩壊し、電車は不通となり折り返し運転を行った。
【出典:大分合同新聞 1942年8月28日発行夕刊2面】
住宅が半壊した。
【出典:大分合同新聞 1942年8月28日発行夕刊2面】
国道が約20間崩壊した。
【出典:大分合同新聞 1942年8月28日発行夕刊2面】
6戸の住宅や倉庫、納屋などが全半壊。海岸の市営海の家も半壊。また国道が約20間崩壊した。
【出典:大分合同新聞 1942年8月28日発行夕刊2面】
県道が幅3間、長さ13間にわたり決壊。交通不能になった。
【出典:大分合同新聞 1942年8月28日朝刊3面】
学校の講堂(間口5間、奥行18間)が倒壊。損害額3万円の見込み。また、自転車置き場2棟も倒壊、損害700円。夏季休校中のため人的被害はなかった。
【出典:大分合同新聞 1942年8月28日朝刊3面】
玉来駅構内の隧道入口上部が崩壊。線路が土砂に埋もれたため竹田保線区から工手がモーターカーで急行し1時間で復旧した。
【出典:大分合同新聞 1942年8月28日朝刊3面】
工場の倉庫が倒壊(被害1000円)、10戸の屋根や壁などに被害が出た(総被害1万5千円)。また七島藺やイチビが滝尾地内だけで35町歩にわたり倒伏。約3万円の損害と見られている。
【出典:大分合同新聞 1942年8月28日発行夕刊2面】
トタン葺の住宅1棟が倒壊。被害額1000円位。
【出典:大分合同新聞 1942年8月28日朝刊3面】
橋が決壊した。
【出典:大分合同新聞 1942年8月28日朝刊3面】
橋が決壊した。
【出典:大分合同新聞 1942年8月28日朝刊3面】
貸家1棟のトタン屋根が吹き飛ばされた。
【出典:大分合同新聞 1942年8月28日朝刊3面】
新築中の学校(150坪)が倒壊した。
【出典:大分合同新聞 1942年8月28日朝刊3面】
製材業の工場と材木置場が倒壊した。損害1000円。
【出典:大分合同新聞 1942年8月28日朝刊3面】
七島藺が約1町歩倒伏した。
【出典:大分合同新聞 1942年8月28日朝刊3面】
守江港の碇泊沖合で第11金比羅丸が遭難、漂流中のところを27日午後0時頃発見、乗組員4人を救助した。
【出典:大分合同新聞 1942年8月28日朝刊3面】
集落で20戸の被害が出た。
【出典:大分合同新聞 1942年8月28日朝刊3面】
岸壁破壊、家屋の倒壊など相当の被害があった。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
道路決壊、屋根瓦は各家ほとんどはぎとられて被害のない家はなかった。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
潮害により甘藷の収穫が皆無になったところが約10町歩あった。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
厩舎が倒壊した。被害額1000円位。
【出典:大分合同新聞 1942年8月28日朝刊3面】
水田僅少に被害があった。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
家屋流失、半壊、漁船流出多し、道路破損の被害があった。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
浸水家屋500戸、倒壊家屋40戸の被害があった。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
住吉川護岸1町歩、水田付近家屋浸水、堤防決壊のため約5町歩水田全滅の被害があった。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
流出家屋2戸の被害があった。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
砂堤200メートル流出、倒壊家屋3戸、浸水家屋不明の被害があった。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
堤防決壊418メートルの被害があった。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
堤防決壊十数か所、海水の浸水田120町歩、畑30町歩、流出家屋2戸、倒壊家屋20戸、浸水家屋303戸の被害があった。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
浸水田150町歩、漁具流出、海岸道路200メートル流出の被害があった。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
バス道路約100メートルの被害があった。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
流出家屋7戸、倒壊家屋41戸、浸水家屋32戸、耕地浸水13町の被害があった。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
水田23町歩、家屋倒壊、波止場決壊(北方に決壊)の被害があった。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
水田浸水、家屋浸水2戸、海岸500メートル流失の被害があった。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
農作物全滅213町歩、堤防決壊43メートルの被害があった。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
高潮により浸水した。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
高潮により浸水した。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
防波堤4か所、道路3か所、海岸石垣、2部落決壊、流出家屋46、倒壊家屋25戸、浸水138戸、船舶流失55の被害があった。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
浸水家屋375戸、水田の浸水30町、堤防決壊の被害があった。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
田畑の浸水107町7反、堤防決壊30メートルの被害があった。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
高潮により浸水した。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
高潮により浸水した。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
高潮により浸水した。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
高潮により浸水した。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
高潮により浸水した。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
堤防決壊430メートル、家屋浸水180戸、農作物10町7反、5000円、浸水面積25町の被害があった。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
浸水家屋82戸、農作物10町歩の被害があった。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
高潮により浸水した。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
高潮により浸水した。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
高潮により堤防が約150間決壊、水田の被害が40町歩に達した。土砂に埋没した1町5反歩、そのほかに収穫の見込みのないものが相当ある。また、住宅1棟(損害500余円)、鶏1200羽(損害1000円)に被害があった。当地は27年前、15年前に続く3度目の被害。復旧作業には土嚢2万俵を要する見込み。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)/大分合同新聞 1942年8月29日朝刊3面/8月29日付夕刊2面】
高潮により浸水した。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
高潮により浸水した。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】
279町歩にわたり浸水した。
【出典:中央気象台秘密気象報告. 第6巻(中央気象台,1944)】