被害【昭和3年6月大雨】日田郡三花村藤山 明徳橋
|災害番号:003300|固有コード:00330025
- 市町村
- 日田市
概要(被害)
花月川の増水により橋が流失した。
【出典:大分新聞 1928年6月28日夕刊3面】
災害概要
日田郡中津江村鯛生一帯では、大雨により河川増水、住家1戸流失、2名溺死。下毛郡、三郷、耶馬渓、下郷、各村も大雨により橋梁流失2件、浸水家屋6戸を出した。(大分合同新聞記事)
【出典:大分県災害誌 資料篇(1952)】
災害データ
- 最低気圧
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- 最低気圧観測地
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- 最低気圧観測日時
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- 最大風速の風向
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- 最大風速
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- 最大風速の観測地
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- 最大風速の観測日時
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- 累積最大降水量
- 933.5ミリ
- 累積最大降水量観測地
- 中津江
- 日最大降水量
- 271.8ミリ
- 日最大降水量観測地
- 中津江
- 最大日降水量の観測年月日
- 1928/6/26
- 最大1時間降水量
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- 最大1時間降水量の観測地
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- 最大1時間降水量の観測年月日時間
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- 死者・行方不明者数
- 2人
- 負傷者数
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- 住家全壊/全焼数
- 戸(棟)
- 住家半壊/半焼数
- 戸(棟)
- 住家一部損壊数
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- 床上浸水数
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- 床下浸水数
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- 道路被害 ※事前通行規制は除く
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- 橋梁被害
- 2か所
- 山・崖崩れ
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- 被害総額
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主な被害
マップを見る岩石が墜落し交通が途絶した。
【出典:大分新聞 1928年6月30日朝刊4面】
28日午後5時頃、桂川の増水が1丈(約3メートル)あまりに達し、桂橋下流域の家屋170戸あまりが浸水した。
【出典:大分新聞 1928年6月30日朝刊9面】
6歳の男の子が高山川の上流で母親と種甘藷を洗っていたところ誤って川に転落死、約1町ながされ死亡した。
【出典:大分新聞 1928年6月30日朝刊9面】
30代の逓信局電話工夫が山国川に特設電話を仮設中に誤って川にすべりこみ行方不明になった。
【出典:大分新聞 1928年6月29日朝刊4面】
9歳と10歳の男の子が大野川で流竹を拾っている際に川へ転落、40~50間(約72~90メートル)を押し流されたところ渡し船に助けられ一命をとりとめた。
【出典:大分新聞 1928年6月29日朝刊4面】
橋が流失した。
【出典:大分新聞 1928年6月30日朝刊4面】
橋が流失した。
【出典:大分新聞 1928年6月30日朝刊4面】
橋が流失した。
【出典:大分新聞 1928年6月30日朝刊4面】
花月川の氾濫で80数戸が浸水した。
【出典:大分新聞 1928年6月29日朝刊4面】
津江川の増水により流失した。
【出典:大分新聞 1928年6月29日朝刊4面】
27日午前10時には番匠橋付近の増水が8尺(約240センチ)に達し、小学校前の道路は浸水3尺(約90センチ)におよび、人馬の交通が途絶した。学校は休校になった。
【出典:大分新聞 1928年6月29日朝刊4面】
9歳の女の子が下南津留小学校から一木地区への帰宅途中、小屋場川の岸でいちごを採ろうとして連日の雨で増水した川に流されたが、友達が助けを呼び1町半(約150メートル)ほど下流ですくい上げ助けられた。
【出典:大分新聞 1928年6月29日朝刊4面】
8歳の男の子が木立小学校からの帰宅途中、木立川にかかる木橋を通過する際に川に転落、約5町半の下流で救助されたが死亡した。
【出典:大分新聞 1928年6月29日朝刊4面】
花月川の増水により橋が流失した。
【出典:大分新聞 1928年6月28日夕刊3面】
26日の夜からの豪雨で毘沙門川が増水、また以前から相当傷んでいたために、橋が流失した。
【出典:大分新聞 1928年6月28日夕刊3面】
慈眼山下の上手付近の堤防が決壊したため、亜鉛ぶき平屋建ての家、1棟が流失し、一帯はほとんど全戸浸水した。
【出典:大分新聞 1928年6月28日朝刊4面、29日朝刊4面】
増水のために流失、損害約1000円の見込み。
【出典:大分新聞 1928年6月28日朝刊4面】
花月川の増水にともない氾濫した水が3尺(約90センチ)に達し、付近は30数戸浸水した。
【出典:大分新聞 1928年6月28日夕刊3面、29日朝刊4面】
大山川の増水により橋が流失した。
【出典:大分新聞 1928年6月28日夕刊3面】
大山川の増水により橋が流失した。
【出典:大分新聞 1928年6月28日夕刊3面】
大山川の増水により橋が流失した。
【出典:大分新聞 1928年6月28日夕刊3面】
有田川の増水により橋が流失した。
【出典:大分新聞 1928年6月28日夕刊3面】
山国川の増水により流失した。また橋のかたわらにある水道管も破損した。
【出典:大分新聞 1928年6月28日夕刊3面】
山国川の増水により流失した。
【出典:大分新聞 1928年6月28日夕刊3面】
山国川下流は増水が約2丈(約6メートル)にもおよび、消防組、青年団などが出動して警戒にあたっていたが、そのうち小祝消防組員の40代の男性が流木に引っかかり重傷を負い生命危篤の状態になった。
【出典:大分新聞 1928年6月28日夕刊3面】
一新橋付近で花月川の増水が1丈4尺(約4.2メートル)に達して氾濫した。
【出典:大分新聞 1928年6月28日夕刊3面】
津江川が増水、川に転落した父親を助けようとした10代の長男が溺死した。父親は助かった。
【出典:大分新聞 1928年6月28日朝刊4面、29日朝刊4面】
三隈川小渕付近の増水が9尺(約2.7メートル)に達し、梁の一部が破損。生育期にある葉たばこに影響が出た。
【出典:大分新聞 1928年6月27日朝刊4面】
葉たばこが全滅だと言われている。
【出典:大分新聞 1928年6月27日朝刊4面】
尋常小学校3年生の9歳の男の子が駅館川の堤防に魚釣りにでかけたまま行方不明になった。前日来の降雨により増水していたため川に流されたと見て捜索が行われた。27日正午ごろ、西国東郡臼野村尾鷲海岸で遺体が発見された。
【出典:大分新聞 1928年6月27日朝刊4面、29日朝刊4面】
竹田津町から香々地町に通じる県道のトンネル入口の土砂が崩壊し、車馬の交通が途絶した。
【出典:大分新聞 1928年6月28日夕刊3面】
山国川の増水が1丈2尺(約3.6メートル)に達し、大字宇曽より温泉駅に通じる橋が一部流失した。
【出典:大分新聞 1928年6月28日夕刊3面】
山国川の増水が1丈2尺(約3.6メートル)に達し、浸水家屋5戸の被害があった。
【出典:大分新聞 1928年6月28日夕刊3面】
字小野村の橋の一部が崩壊した。
【出典:大分新聞 1928年6月28日夕刊3面】
字木元の旭橋が崩壊し、交通危険のため人馬の通行を禁止した。
【出典:大分新聞 1928年6月28日夕刊3面】
柿坂付近で山国川の増水が1丈2尺(約3.6メートル)に達し、数戸の家屋が浸水した。
【出典:大分新聞 1928年6月28日夕刊3面】
山国川の増水が1丈7尺(約5メートル)に達し、浸水家屋6戸、倒壊1戸の被害が出た。また島から字元組に通じる土橋も流失した。
【出典:大分新聞 1928年6月28日夕刊3面】
中津方面に通じる妙見橋が流失、中津・日田間の自動車、そのほか車馬通行ができなくなった。
【出典:大分新聞 1928年6月28日朝刊4面】
守実から福岡県道に通じる溝部村大字平尾(編集者注:平小野の誤りか)に通じる橋が一部流失した。
【出典:大分新聞 1928年6月28日夕刊3面】
山国川の増水が1丈2尺(約3.6メートル)に達し、中摩より白地駅に通じる橋が一部流失した。
【出典:大分新聞 1928年6月28日夕刊3面】