大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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被害【昭和44年8月突風】大分郡湯布院町湯坪

|災害番号:007720|固有コード:00772002

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市町村
由布市

概要(被害)

新築中の家屋が1棟倒壊した。

災害概要

台風9号の接近により、県下は朝から東〜南東の風が強まって、雨も強く降っていた。湯布院町の突風は15時ごろ発生しており、久大線由布院駅の風杯型発電式自記風速計によれば15時02分に最大瞬間風速50.5メートルを記録している。

次に参考のため、毎日新聞の記事を収録する。「台風9号が大分県をかすめてとおった直後の22日午後3時すぎ、大分郡湯布院町で突風現象が起こり、由布院小学校はじめ、町の中心街の約50戸が長さ300m、幅40mにわたり、屋根ガラスが飛んだり窓ガラスが破れたりした。このため、町民2人がガラスの破片などでけがをした。国鉄由布院駅の風速計は同時刻、最大瞬間風速50m/sを観測した。突風は同町内を東から西に吹きぬけ、中心街の本町通り商店街では、5戸の屋根ガワラがはぎとられ、まわりの商店民家など約50戸が、降ってきた力ワラや木の枝で窓ガラスが破れたり、壁に穴があいたりした。特に由布院小学校では、木造平家建ての校舎の屋根ガワラ約100枚がはがれ、そばの町立体育館のトタン屋根も約50㎡吹き飛んだ。町役場の前庭では、駐車中の軽乗用車が約1m飛んだ。突風が起ったときは土砂降りの雨で、雷のような音とともに、約1分間3回にわたって断続的に強い風が起ったという。同町は由布岳のふもとにある盆地、台風直後の吹き返しで、強い風が山の斜面にあたり、盆地を襲ったらしい。」

【出典:大分県災異誌 第3編(1975)】

災害データ

最低気圧
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最低気圧観測地
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最低気圧観測日時
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最大風速の風向
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最大風速
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最大風速の観測地
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最大風速の観測日時
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累積最大降水量
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累積最大降水量観測地
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日最大降水量
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日最大降水量観測地
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最大日降水量の観測年月日
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最大1時間降水量
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最大1時間降水量の観測地
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最大1時間降水量の観測年月日時間
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死者・行方不明者数
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負傷者数
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住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
1戸(棟)
住家一部損壊数
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床上浸水数
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床下浸水数
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道路被害 ※事前通行規制は除く
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橋梁被害
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山・崖崩れ
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被害総額
668,500 千円

主な被害

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駐車していた軽四輪自動車が2メートルぐらい風の方向に動かされた。役場のガラスが5枚破損した。

トタン屋根が約50メートル吹き飛んだ。

小学校の樹木3本が根倒しになった。また木造平家建ての校舎の屋根瓦が約100枚はがれた。

12戸で瓦破損の被害があった。

住宅のひさしに被害があった。

5戸の屋根瓦が吹き飛ばされ、壁に穴があいたりした。

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