災害【明治33年7月大雨】
発生期間 明治33年7月19日-明治33年7月22日 ) |災害番号:002423|固有コード:00242300
- 災害の種別
- 大雨 斜面崩壊 洪水
- 市町村
- 日田市
概要
7月19日は大分測候所の警報があり、大いに警戒していたが正午ごろから西北の風になり、午後3時までに西の風になり、その勢いはすさまじく、雨も同様に強さを増し、木の枝は折れ、屋根は吹き飛んだ。たちまち三隈川、花月川は増水、特に三隈川は1丈(約3m)以上の水かさになり、三芳村小渕では民家2棟が流出し、床上浸水は1尺(約30センチ)以上あったという。午後4時になって風と雨は止んで、ようやく水も減ったが、地面には大量の雨が染み込んでいると見えて、22日の夜から雨になったところ、翌日の午後7時頃に中川村大字合田字河平にある岩山が、高さ40間(約72メートル)、幅20〜30間(約36〜54メートル)にわたり玖珠川に崩落、川向の中川村字湯山池の原に向けて岩を飛ばし、水に浸からせた。民家17戸のうち母屋5戸、納屋5棟が倒壊し、8人が即死、22人の負傷者を出した。川に向かって土砂が流れたため、一時玖珠川はせき止められ、川の水がたまり一面海のようになった。下流の小渕ではふだん4〜5尺(約120〜150センチ)ある水量が、そのときは歩いて渡れるほどだったという。
【出典:日田水害誌(池田範六,1950)】
災害データ
- 最低気圧
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- 最低気圧観測地
- #REF!
- 最低気圧観測日時
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- 最大風速の風向
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- 最大風速
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- 最大風速の観測地
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- 最大風速の観測日時
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- 累積最大降水量
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- 累積最大降水量観測地
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- 日最大降水量
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- 日最大降水量観測地
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- 最大日降水量の観測年月日
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- 最大1時間降水量
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- 最大1時間降水量の観測地
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- 最大1時間降水量の観測年月日時間
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- 死者・行方不明者数
- 8人
- 負傷者数
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- 住家全壊/全焼数
- 5戸(棟)
- 住家半壊/半焼数
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- 住家一部損壊数
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- 床上浸水数
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- 床下浸水数
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- 道路被害 ※事前通行規制は除く
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- 橋梁被害
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- 山・崖崩れ
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- 被害総額
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