大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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被害【文政11年7月大風雨・高潮】宇佐郡 明連院

|災害番号:001740|固有コード:00174001

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市町村
宇佐市

概要(被害)

伊呂波川の氾濫で真っ先に押し流された。

災害概要

夜来の大暴風雨で以呂波川が氾濫。九つ時が満水で猿渡村は殆ど浸水せぬ家はなかった。明連院は真っ先に押し流された。村民は丘の上の立覚寺に避難したが人家土蔵等流失家屋は10以って数え馬匹の瀕死したものもかなりあった(大宇佐郡史論)

【出典:大分県災害誌 資料篇(1952)】

(1)九州 暴風雨 1日夕から雨、夜に入って風雨強く、2日暁から暴風雨でこう水となる。筑前では長谷山・野鳥川こう水となったが17日より水勢弱し。豊後では伊呂波川こう水。肥前暴風雨。肥後は樹木・家屋倒壊。白川6尺、長六橋流失、日向延岡も増水2丈余。

(2)文政十一年七月二日俄之大洪水(三十八年以来の洪水と云)竹田村御米藏並ニ斗所貯穀共二流失、今市川原船囲家等流失、其外田畑川筋荒地多し(豊西説話巻之二)
文政十一年七月二日洪水、竹田村米倉及貯米悉ク流失ス(豊後全史永山布政所)
文政十一年七月二日俄の大洪水にて、竹田川原御米藏斗取並に貯穀凡六十石一同に流失す(豊閥説話巻之四)
文政十一年七月二日大洪水にて人家流失田地損亡筆紙に盡し難し(豊西記武石本)

【出典:(1)西日本災異誌 (2)日田水害誌】

災害データ

最低気圧
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最低気圧観測地
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最低気圧観測日時
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最大風速の風向
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最大風速
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最大風速の観測地
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最大風速の観測日時
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累積最大降水量
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累積最大降水量観測地
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日最大降水量
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日最大降水量観測地
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最大日降水量の観測年月日
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最大1時間降水量
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最大1時間降水量の観測地
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最大1時間降水量の観測年月日時間
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死者・行方不明者数
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負傷者数
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住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
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床上浸水数
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床下浸水数
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道路被害 ※事前通行規制は除く
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橋梁被害
か所
山・崖崩れ
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被害総額
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主な被害

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大洪水で今市や川原の船や家が流失。そのほか田畑や川沿いでは荒地になった。

伊呂波川が氾濫し村ではほとんどの家が浸水した。

伊呂波川の氾濫で村民が避難した。

大洪水で米庫や穀物倉庫が流出。また倉庫の穀物60石も流失した。

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