大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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災害【慶長2年7月地震・大雨・洪水】

発生期間 慶長2年7月29日-

災害の種別
地震 大雨 洪水
市町村
別府市

概要

(1)鶴見獄爆発、洪水氾濫、久光島崩壊し、海内寺亦漂没するに至る。(豊後速見郡史)

(2)大雨洪水、鶴見嶽崩れ、山潮出で朝見川を作り久光島を海中に流没す。久光島は祖額500石の地なり。死者数知れず。(別府史談)

【出典:大分県災害誌 資料篇(1952)】

災害データ

地震発生時間
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マグニチュード
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震源の深さ
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最大震度
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最大震度観測地
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津波有無
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死者・行方不明者数
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負傷者数
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住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
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床上浸水数
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床下浸水数
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道路被害 ※事前通行規制は除く
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橋梁被害
か所
山・崖崩れ
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被害総額
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主な被害

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鶴見岳の崩壊による土石流で川が出来た。

爆発もしくは崩落。土石流が発生し洪水が起きる。

島という説と村という説がある。正確な位置は特定できないが、「幸松絵図」と「仙玉地図」に基づいて位置表示は仮に浜脇沖におく。
(島という説)鶴見丘が地震で崩れ、谷を埋めて海にまで達した。そのため久光島が沈んで死者40人あまりを出した。久光島は別府湾の西南から東方向に向いて伸びた島。瓜生島と並ぶ景勝地で大久光、小久光の2つの村からなり、戸数780あったが、この災害で島の姿形はなくなった(瓜生島の図附記)。
(村という説)鶴見岳東北の谷から水があふれ、近郷の村々を押し流しこのとき大久光、小久光村ともに流れてしまった。死者40人あまり(瓜生島久光島之考並地図)。

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