災害【平成8年7月台風第6号】
発生期間 平成8年7月17日-平成8年7月19日 ) |災害番号:010530|固有コード:01053000
- 災害の種別
- 台風 大雨
- 市町村
- 津久見市
概要
7月14日15時に父島の南海上で発生した台風第6号は、名瀬市の東150キロの海上に達した後、北へ毎時20キロの速さで進み、「中型で強い」勢力を保ちながら18日13時過ぎ薩摩半島南部に上陸した。上陸後、「小型で強い」台風にやや勢力は弱まったが、熊本県と宮崎県の県境を北北東に進み、19日1時ごろ大分県西部を通過し、3時ごろ中津市付近に達した。その後、向きを東北東に変えて瀬戸内海へ進み、19日12時ごろ弱い熱帯低気圧となった。県内は18日19時ごろから19日0時ごろまで暴風域に入ったが、台風の勢力が弱まったため19日0時ごろ暴風域はなくなった。総降水量は院内で200ミリを上回り、ほとんどの観測所で100~150ミリに達した。最大風速は蒲江で南南東の風19.0メートル、豊後高田で西の風16.0メートルを観測した。
山がけ崩れが杵築市と臼杵市の2か所で発生した。(大分県警調べ)
道路損壊が大分空港道路など5か所、がけ崩れが蒲江町で1か所、港湾施設の被害が津久見港で1か所。農作物被害は、豊後高田市と真玉町で80haの小ねぎ等が倒れたり折れたりする等の被害。林道被害は、宇目町、野津町など4か所で林道ののり面が崩れる被害。(大分県消防防災課調べ)
【出典:大分県災異誌 第6編(平成3年-平成12年)(2002.3)】
【出典:1996/7/18 21:00の天気図】
災害データ
- 最低気圧
- 995.4hPa
- 最低気圧観測地
- -
- 最低気圧観測日時
- 1996/7/18 22:53
- 最大風速の風向
- 南南東
- 最大風速
- 19メートル
- 最大風速の観測地
- 蒲江
- 最大風速の観測日時
- 1996/7/18 22:00
- 累積最大降水量
- 201ミリ
- 累積最大降水量観測地
- 院内
- 日最大降水量
- 144ミリ
- 日最大降水量観測地
- 院内
- 最大日降水量の観測年月日
- 1996/7/19
- 最大1時間降水量
- -
- 最大1時間降水量の観測地
- 中津
- 最大1時間降水量の観測年月日時間
- 1996/7/19 9:00
- 死者・行方不明者数
- -
- 負傷者数
- -
- 住家全壊/全焼数
- 戸(棟)
- 住家半壊/半焼数
- 戸(棟)
- 住家一部損壊数
- 3戸(棟)
- 床上浸水数
- -
- 床下浸水数
- -
- 道路被害 ※事前通行規制は除く
- 132か所
- 橋梁被害
- 1か所
- 山・崖崩れ
- 2か所
- 被害総額
- 1,709,230 千円