被害【平成27年9月大雨】佐伯市鶴見丹賀浦
|災害番号:099580|固有コード:09958002
- 市町村
- 佐伯市
概要(被害)
【平成27年9月大雨】県道梶寄浦佐伯線で道路脇の法面から土砂が流れた。この影響で道路が冠水し、一時全面通行止めになった。このため、梶寄地区(101世帯)が3時間ほど孤立状態となった。
災害概要
平成27年9月23日朝、東シナ海に前線を伴った低気圧が発生し、24日にかけてチェジュ島付近まで東進した。この低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となった。大分県では、23日夜遅くから24日明け方にかけて、中部及び南部で激しい雨が降り、特に、佐伯市蒲江では1時間に65.0ミリ(24日2時19分)を観測するなど、局地的に1時間50ミリを超える非常に激しい雨が降った。23日から24日までの総降水量は、佐伯市蒲江247.0ミリ、佐伯市佐伯207.0ミリ、佐伯市宇目115.0ミリ、臼杵市臼杵111.0ミリ、大分市佐賀関109.0ミリと県南部を中心に大雨となった。
佐伯市は土砂災害のおそれがあるとして、24日午前2時35分、市内全域に避難準備情報を出して注意喚起。3時55分に日向泊地区、青山、蒲江、上浦、鶴見、米水津地区の計6、939世帯1万5289人に避難勧告を出した(24日8時40分解除)。市内12カ所に避難所を開設し、蒲江地区公民館などに計8世帯13人が自主避難※した。大雨による道路の冠水なども発生。午前4時15ごろ、鶴見丹賀浦の県道梶寄浦佐伯線で道路脇の法面から土砂が流れた。この影響で道路が冠水し、一時全面通行止めになった。このため、梶寄地区(101世帯)が3時間ほど孤立状態となった。蒲江葛原浦の県道古江丸市尾線では数カ所で土砂が流出し、約1キロにわたって全面通行止めになった。米水津色利浦の県道色宮港木立線でも道路が冠水し、約50メートルが一時、全面通行止めとなった。その他、市中心部の市道でも一時冠水した場所があった。鶴望では民家の裏山が高さ24メートル、幅50メートルにわたって崩れ、住宅1棟で屋根の一部が壊れたり土砂が流入するなどした(9/24付大分合同新聞夕刊等による)。
※避難の状況最大5世帯8人(24日05時現在)県防災対策室調べ
【出典:気象災害報告201507】
災害データ
- 最低気圧
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- 最低気圧観測地
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- 最低気圧観測日時
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- 最大風速の風向
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- 最大風速
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- 最大風速の観測地
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- 最大風速の観測日時
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- 累積最大降水量
- 247ミリ
- 累積最大降水量観測地
- 蒲江
- 日最大降水量
- 163ミリ
- 日最大降水量観測地
- 蒲江
- 最大日降水量の観測年月日
- 2015/9/24
- 最大1時間降水量
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- 最大1時間降水量の観測地
- 蒲江
- 最大1時間降水量の観測年月日時間
- 2015/9/24 1:19
- 死者・行方不明者数
- -
- 負傷者数
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- 住家全壊/全焼数
- 戸(棟)
- 住家半壊/半焼数
- 戸(棟)
- 住家一部損壊数
- -
- 床上浸水数
- 2戸(棟)
- 床下浸水数
- 5戸(棟)
- 道路被害 ※事前通行規制は除く
- 15か所
- 橋梁被害
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- 山・崖崩れ
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- 被害総額
- 123,784 千円