被害【昭和51年9月赤潮】津久見市 津久見湾
|災害番号:008580|固有コード:00858001
- 市町村
- 津久見市
概要(被害)
6日に養殖中のハマチ約2000匹死ぬ。被害総額700万円、被害はさらに大きくなる見込み。
災害概要
上旬は、北高南低型の気圧配置が続き、晴れの日が多かったが、気温は、非常に低かった。10日に寒冷前線の南下と、台風の接近で、大雨が降ったので、上旬の降水量は、非常に多かった。
水産業被害額1,300万円(県漁政課)
9月3日:津久見湾で、2・3日前から、湾内の一部で赤潮が発生したが、被害なし。9月4日:佐伯湾で、養殖中のブリ200匹、タイ50匹などが死ぬ。被害総額63万円。付近の海岸でも、魚類若干死ぬ。原因は赤潮。
9月6日:津久見湾で、養殖中のハマチ約2,000匹死ぬ。被害総額700万円、原因は赤潮とみられ、被害は、さらに大きくなる見込み。
9月10日:佐伯湾で養殖中のブリ265匹、チダイ5,500匹など死ぬ。被害総額約500万円、原因は、異常発生している赤潮とみられる。
県漁政課の話では、4〜6月ごろ、別府湾で赤潮が発生することが多いが、県南の佐伯・津久見方面で、9月上旬に沿岸海上で被害が出るような赤潮が発生することは、非常に珍しい現象で、原因は、調査中とのことである。
【出典:大分県災異誌 第4編(昭和46年~55年)(1981.12)】
災害データ
- 死者・行方不明者数
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- 負傷者数
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- 住家全壊/全焼数
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- 住家半壊/半焼数
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- 住家一部損壊数
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- 床上浸水数
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- 床下浸水数
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- 道路被害 ※事前通行規制は除く
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- 橋梁被害
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- 山・崖崩れ
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- 被害総額
- 13,000 千円