大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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災害【昭和24年7月雷雨】

発生期間 昭和24年7月25日-

災害の種別
落雷
市町村
杵築市 玖珠町

概要

玖珠郡一帯の大雷雨
25日午後3時頃、玖珠町一帯に激しい雷雨があり、同町大字小田字板屋部落は山潮に襲われ、3日前落成したばかりの西田橋(長さ15メートル)をはじめ、5ヶ所の橋が流失、住家5戸は床下1尺から2尺浸水、また江戸川定太さん方に落雷し火ばしを持っていた妻ふじえさんは感電したが生命に別状はなかった。この外水田の流失埋没5町3反、玄麦15石流失、損害100万円の見込、村民の話によると30年ぶりの大雷雨とのことである。
速見郡中山香の雷雨
速見郡中山香町野原の農業坪井徳治さんの妻文子さん(22才)は裏山の畑で雷雨を避けるため、松の木の下に雨宿りしていて25日午後4時30分頃、その松の木に落雷、文子さんは感電即死。(大分合同新聞記事)

【出典:大分県災害誌 資料篇(1952)】

災害データ

死者・行方不明者数
1人
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
-
床上浸水数
-
床下浸水数
5戸(棟)
道路被害 ※事前通行規制は除く
-
橋梁被害
5か所
山・崖崩れ
-
被害総額
-

主な被害

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雷雨を避けるため、裏山の畑で松の木の下に雨宿りしていた20代の女性が、その松の木に雷が落ちたため感電、即死した。

住宅5戸が床下1尺から2(30〜60センチ)浸水した。また落雷のため家の中で火箸を持っていた女性が感電したが、命に別状はなかった。

山潮が発生、3日前に落成したばかりの西田橋(長さ15メートル)をはじめ5ヶ所の橋が流失した。

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