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被害【文政6年春大旱】宇佐郡黒村

|災害番号:001710|固有コード:00171006

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市町村
宇佐市

概要(被害)

用水不足、日照りの害

災害概要

(1)春夏晴天続き大旱、4月16日に雨降り、5月5月に雨降り。それより晴天打続き、杵築藩内凡そ500町歩程、田植付を為すを得ず6月22日の暮方より漸く雨降る。それより田植にかかり7月までに漸く植付終る。(国東半島史)

(2)此の年諸国干ばつにて、就中立石領分最も甚しく、3月初旬より6月下旬まで雨なく、田畑共に根付出来ず毎日雨乞にて寺社は勿論遠方までも朝汲み水貰い等のことあり。また千貫岩、梟ヶ浜に御領内の人民残らず登りて焚火などしたり。(豊後立石史談)

(3)西秣村、木部村、黒村、山下村等用水不足。旱害。(大宇佐郡史論)

【出典:大分県災害誌 資料篇(1952)】

肥後・豊後 干ばつ 関西以西干ばつ。豊後では4月16日(5月27日)、5月5日(6月13日)に降っただけで、3月下旬から6月下旬まで晴天続きで、6月22日(7月30日)にやっと雨が降る。肥後でも5、6月まで干ばつ。8月も諸国干ばつ。

【出典:西日本災異誌(日下部正雄,気象庁研究時報11(5),1959)】

災害データ

死者・行方不明者数
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負傷者数
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住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
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床上浸水数
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床下浸水数
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道路被害 ※事前通行規制は除く
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橋梁被害
か所
山・崖崩れ
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被害総額
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主な被害

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用水不足、日照りの害

用水不足、日照りの害

立石領内の干ばつが激しく3月初旬より6月下旬まで雨がなく田畑の作物は根付かず、寺社では毎日雨乞いを行い、遠方まで水汲みや水もらいに行くこともあった。

干ばつを受け立石領内の人民は残らず千貫岩に登り焚き火などをした

干ばつを受け立石領内の人民は残らず梟ヶ浜に登り焚き火などをした

春夏の晴天続きによる干ばつで杵築藩内ではおよそ500町歩の田植えができなかった。

用水不足、日照りの害

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