大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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被害【平成5年4月大雨】日田郡天瀬町

|災害番号:010210|固有コード:01021002

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市町村
日田市

概要(被害)

国道212号線で幅約10メートル、高さ約30メートルにわたり、風倒木30本を含む土砂崩れが発生。一時全面通行止めとなった。

災害概要

28日から29日にかけて低気圧が発達しながら相次いで対馬海峡と九州中部を通った。このため、県下は28日昼前から全域で雨となり29日昼前まで降り続いた。県下各地では28日19時ごろを中心に雷を伴い時間雨量20〜30ミリの雨が降り、総降水量は県南部の蒲江(42ミリ)や宇目(74ミリ)を除き、100〜200ミリに達し、4月としては記録的な大雨となった。大分最大日降水量107.5ミリ(4月として累年第1位観測開始1887年)最大1時間降水量36.0ミリ(4月として累年第1位観測開始1937年)最大10分間降水量7.0ミリ(4月として累年第1位観測開始1941年)日田最大日降水量108.0ミリ(4月として累年第2位観測開始1943年)最大1時間降水量33.5ミリ(4月として累年第2位観測開始1943年)最大10分間降水量12.5ミリ(4月として累年第3位観測開始1943年)

この雨により28日17時ごろ竹田市大字飛田川で民家裏の崖が崩れ住宅の一部が壊れたのをはじめ、天瀬町の国道212号線では幅約10m、高さ約30mにわたり風倒木30本を含む土砂崩れが発生し一時全面通行止めとなった。この他、8箇所で崖崩れが発生した。

【出典:大分県災異誌 第6編(平成3年-平成12年)(2002.3)】

【平成5年4月大雨】

【出典:1993/4/29 9:00の天気図】

災害データ

最低気圧
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最低気圧観測地
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最低気圧観測日時
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最大風速の風向
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最大風速
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最大風速の観測地
-
最大風速の観測日時
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累積最大降水量
295ミリ
累積最大降水量観測地
釈迦岳
日最大降水量
219ミリ
日最大降水量観測地
釈迦岳
最大日降水量の観測年月日
1993/4/28
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
釈迦岳
最大1時間降水量の観測年月日時間
1993/4/28 19:00
死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
-
住家一部損壊数
1戸(棟)
床上浸水数
-
床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
111か所
橋梁被害
-
山・崖崩れ
10か所
被害総額
1,241,285 千円

主な被害

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民家裏の崖が崩れ住宅の一部が壊れた。

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