被害【平成4年4月強風・ひょう】大分市田ノ浦
|災害番号:010110|固有コード:01011001
- 市町村
- 大分市
概要(被害)
強風のため、木造トタンぶきの掘っ立て小屋が強風で吹き飛ばされ国道の1車線をふさぎ一時国道が渋滞したほかJRの架線にもトタンがかかり、2本の列車が徐行運転をした。
災害概要
14日黄海南部で発生した低気圧は発達しながら北東進し、15日午後には日本海に入りさらに発達した。この低気圧から延びる寒冷前線が15日昼過ぎから夕方まえにかけて県下を通過し、低気圧に向かって南西の強い風が吹き込み大分市では観測開始(1940年)以来4月としては累年第1位の24.3メートルの最大瞬問風速を記録した。一方、福岡市の上空約5500メートルに-25度の寒気が流入し大気が不安定となり日田市では12時過ぎから雷を伴い約5分問にわたって直径1ミリのひょうが降った。
強風の吹き荒れた15日午後、大分市では13時45分から1時間半の間に倉庫(22㎡)や雑木林(1000㎡)などを焼く火災4件が相次ぎ、津久見市では住家(147㎡)を全焼した。また、大分市田ノ浦では木造トタンぶきの掘っ立て小屋が強風で吹き飛ばされ国道の一車線をふさぎ一時国道が渋滞したほかJRの架線にもトタンがかかりニ本の列車が徐行運転をした。(大分合同新聞)
【出典:大分県災異誌 第6編(平成3年-平成12年)(2002.3)】
【出典:1992/4/15 9:00の天気図】
災害データ
- 最低気圧
- -
- 最低気圧観測地
- -
- 最低気圧観測日時
- -
- 最大風速の風向
- 西南西
- 最大風速
- 11.1メートル
- 最大風速の観測地
- 大分
- 最大風速の観測日時
- 1992/4/15 15:00
- 累積最大降水量
- -
- 累積最大降水量観測地
- -
- 日最大降水量
- 10ミリ
- 日最大降水量観測地
- 日田,釈迦岳
- 最大日降水量の観測年月日
- 1992/4/15
- 最大1時間降水量
- -
- 最大1時間降水量の観測地
- 日田
- 最大1時間降水量の観測年月日時間
- 1992/4/15 17:50
- 死者・行方不明者数
- -
- 負傷者数
- -
- 住家全壊/全焼数
- 戸(棟)
- 住家半壊/半焼数
- 戸(棟)
- 住家一部損壊数
- -
- 床上浸水数
- -
- 床下浸水数
- -
- 道路被害 ※事前通行規制は除く
- -
- 橋梁被害
- -
- 山・崖崩れ
- -
- 被害総額
- -