災害【大正12年7月旱魃】
発生期間 大正12年7月1日-大正12年8月31日 ) |災害番号:002770|固有コード:00277000
- 災害の種別
- 干害
- 市町村
- 佐伯市 国東市 大分市 豊後大野市
概要
7月中旬以来、太平洋高気圧の勢力強くその後、8月末に至るまで台風の接近もなく大分県内各地では雷雨による少量の雨をのぞいてはほとんど雨らしい雨は見られず、7月下旬以降約40日間にわたって、旱天が続いた。通常太平洋高気圧の勢力が強く旱天が続くような年でも7月から8月にかけては九州に接近する台風が1回や2回ぐらいはあって大分県内でもこれによってかなりの雨を見るのであるが、本年はこの期間に台風の接近をみず、従って県内各地ともこの期間の雨量は平年の約半量に過ぎななかった。
7月下旬より8月下旬頃まで旱天続き、県下各地に旱害続出。
大分県下の主なる旱害(東国東郡伊美村:旱害田畑110町歩、その中亀裂を生じたもの20余町歩。南海部郡一帯:八幡村、水田の亀裂100町歩、稲が葉を巻いたもの50町歩余。上野村、水田5町歩全滅。明治村、水田4町歩亀裂。大野郡一帯:三重町附近、水田の亀裂10町歩余、耕作者は列車への給水を拒絶。大分郡一帯:吉野村では水田の大半が亀裂を生じ、溜池は全部抜きつくす)
【出典:大分県災害誌 資料篇(1952)】
災害データ
- 死者・行方不明者数
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- 負傷者数
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- 住家全壊/全焼数
- 戸(棟)
- 住家半壊/半焼数
- 戸(棟)
- 住家一部損壊数
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- 床上浸水数
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- 床下浸水数
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- 道路被害 ※事前通行規制は除く
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- 橋梁被害
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- 山・崖崩れ
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- 被害総額
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