NHK大分放送局 × 大分大学減災・
復興デザイン教育研究センター(CERD)

9月6日大分県では、九州付近に停滞した前線に南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定であった。このため、大分県では6日午後、局地的に強雨に見舞われた。

6日大分県は局地的に強雨を観測した。犬飼地域気象観測所では16時02分48.5ﾐﾘの最大1時間降水量を観測した他、大分県が安岐町に設置してある雨量計では14時40分に77.0ﾐﾘの降水量を観測した。この強雨の影響で6日15時頃、安
岐町成久の市道で高さ5m、幅20mに亘って斜面が崩落した。また、別府市では、国道10号線やJR別府駅で冠水したり、石垣東の民家では玄関先まで水が入った。
交通機関では、JR豊肥本線で犬飼駅の雨量計が基準値を超えたため、豊後竹田駅-中判田駅間で上下線とも運転を見合わせた影響から、特急列車3本が部分運休、普通列車10本が運休した。また、普通列車5本が最大2時間55分遅れ、乗客約800人に影響が出た。

【出典：大分地方気象台提供資料】