NHK大分放送局 × 大分大学減災・
復興デザイン教育研究センター(CERD)

4月21日、優勢な高気圧が東へ去り、東シナ海と黄海には低気圧が発生し、九州は気圧の傾きが大きくなっていた。国見観測所では日最大瞬間風速の極値を更新した。

この強風の影響でビニールハウス等に650万円の農業被害が発生した。また、九州電力によると、21日夜豊後高田市真玉町で983戸が30分にわたって停電し他、22日午前には臼杵市野津町で断続的に停電が発生した。
交通機関では、JR日豊本線において津久見駅-日代駅間で風速計の値が基準値を超えたため、普通列車4本が運休、特急列車・普通列車5本に最大41分の遅れが生じ、約600人に影響が出た。海上交通において、国道九四フェリー(佐賀関-三崎)で14便、スオーナダフェリー(竹田津-徳山)で4便が欠航した。

【出典：大分地方気象台提供資料】