大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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被害【平成23年10月大雨】大分市上戸次

|災害番号:011661|固有コード:01166101

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市町村
大分市

概要(被害)

70代の男性が増水した川に流され遺体で発見された。男性は農業用の水を引いているポンプの様子を見に行くと自宅近くの大野川の河川敷に行き、行方がわからなくなっていた。警察や消防が捜索し、自宅から4キロほど下流の河川敷で見つかった。警察は増水した川の水に足を取られたのではないかとみている。

災害概要

10月21日、九州は移動性高気圧の後面となり、東シナ海には低気圧が発生した。大分県は南東風の影響で雨となり、特に県の南部では南東風と低気圧に流れ込む南西風による収束によって雨雲が発達した。佐伯観測所では12時17分までの1時間に 80.0ミリの降水量を観測し、観測史上1位を更新した。また、蒲江観測所でも12時30分までの1時間に81.5ミリの降水量を観測し観測史上3位となった。

この大雨の影響で、佐伯市駅前の道路が冠水し、国道217号線が全面通行止めとなった。また、国道388号線も隣接の山からの出水のため冠水し通行止めとなった他、佐伯市・津久見市の両市で5ヶ所の通行止めが発生した。
交通機関では、JR 日豊本線の佐伯市上浦の浅海井駅以南で運転を見合わせた影響で特急列車4本と普通列車3本が運休した。また、特急列車10本と普通列車3本が部分運休した他、列車に最大約90分の遅れが生じ1,500人に影響が出た。

【出典:大分地方気象台提供資料】

災害データ

最低気圧
1009.9hPa
最低気圧観測地
-
最低気圧観測日時
2011/10/21 23:29
最大風速の風向
東北東
最大風速
12.3メートル
最大風速の観測地
武蔵
最大風速の観測日時
2011/10/21 18:22
累積最大降水量
-
累積最大降水量観測地
-
日最大降水量
233ミリ
日最大降水量観測地
佐伯
最大日降水量の観測年月日
2011/10/21
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
蒲江
最大1時間降水量の観測年月日時間
2011/10/21 12:30
死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
-
床上浸水数
-
床下浸水数
1戸(棟)
道路被害 ※事前通行規制は除く
1か所
橋梁被害
-
山・崖崩れ
-
被害総額
10,358 千円