災害【平成17年12月大雪】
発生期間 平成17年12月21日-平成17年12月22日 ) |災害番号:011280|固有コード:01128000
- 災害の種別
- 大雪 強風
概要
12月21日から22日にかけて西高東低の冬型の気圧配置となり、上空約5,300メートルで氷点下36度以下の強い寒気が流れ込んだため、大分県では、山間部を中心にほぼ全域で雪が降った。22日7時に中津で積雪2センチ、日田で積雪2センチを観測した。
積雪状況:▼22日9時・玖珠(玖珠消防署)15センチ▼22日7時・湯布院(由布市消防署湯布院出張所)9センチ
積雪と強風のため交通障害があった。路線バス関係では22日に大分バスは、大分市内の団地や山間部の一部路線、大分交通と亀の井バスは、別府市内の山間部の一部路線で始発から運行を見合わせた。日田バスは始発から全路線で運転を見合わせた。高速バスは大分−長崎便、大分−熊本便、大分−鹿児島便は終日運休。大分−福岡便は始発から運行を見合わせた。フェリーでは国道九四フェリー(佐賀関−三崎)、スオーナダフェリー(竹田津−徳山)、佐伯・宿毛フェリー(佐伯−宿毛)等が一部欠航した。航空便では名古屋発大分行き全日空385便と、折り返しの386便が欠航した。大分発東京行き日本航空1780便など大分空港発着の計4便が最大約40分遅れた。道路関係では22日大分自動車道の鳥栖ジャンクション-別府インターチェンジ間、宇佐別府道路、日出バイパスの速見インターチェンジ−日出インターチェンジ間は通行止めが続いた。一般道路も県北部、西部や山間部を中心にチェーン規制があった。県内の公立学校は22日積雪の影響で、県西部や北部を中心に128校が臨時休校や自宅待機にしたり、登校時間を遅らせた。県教育委員会のまとめ(22日10時現在)では、臨時休校は日田地方の小・中学校を中心に12校、自宅待機12校、途中登校104校であった。
【出典:大分県災異誌 第7編(平成13年-平成23年)(2012.2)】
【出典:2005/12/22 9:00の天気図】
災害データ
- 最深積雪
- 0.15メートル
- 最深積雪の観測地
- 玖珠(玖珠消防署)
- 死者・行方不明者数
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- 負傷者数
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- 住家全壊/全焼数
- 戸(棟)
- 住家半壊/半焼数
- 戸(棟)
- 住家一部損壊数
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- 床上浸水数
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- 床下浸水数
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- 道路被害 ※事前通行規制は除く
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- 橋梁被害
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- 山・崖崩れ
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- 被害総額
- 39,004 千円