大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
復興デザイン教育研究センター(CERD)

被害【平成16年6月大雨】宇佐郡安心院町下毛

|災害番号:011120|固有コード:01112004

災害の詳細を見る →

市町村
宇佐市

概要(被害)

町道で道路のアスファルトの下の土砂が幅1メートル、長さ4メートル、高さ5メートルにわたって流出し、片側通行となる道路損壊が発生した。

災害概要

6月24日から27日にかけて、九州北岸に停滞していた梅雨前線の活動が活発となり、大分県では、北部、西部を中心に大雨となった。この期間、西部の釈迦岳で365ミリ、伏木で264ミリ、日田で246ミリ、北部の耶馬渓で235ミリの雨を観測した。

梅雨前線による大雨の影響で、6月26日に下毛郡三光村上深水の民家の裏山の表土が幅8m、高さ5mにわたって崩落し、1世帯4名が自主避難した。宇佐市大字上麻生では民家の裏山方面から2トントラック1台分の土砂が崩落し、1世帯2名が自主避難した。宇佐市大字山口では民家の裏山が幅3m、高さ2mにわたって崩落し、1世帯1名が自主避難した。日田市夜明では、国道386号線の道路法面が幅6m、高さ3mにわたって崩落し、土砂が国道上に流出する等の山がけ崩れが北部、西部を中心に8箇所発生した。宇佐郡安心院町大字下毛の町道では、道路のアスファルトの下の土砂が幅1m、長さ4m、高さ5mにわたって流出し、片側通行となる道路損壊が発生した。大分市下郡南では、JR豊肥本線ガード下で水位約40cmの道路冠水があり、通行止めとなった。 交通機関では、26日午後JR豊肥本線の玉来駅(竹田市)、菅尾駅(三重町)付近で激しい雨が降り、列車を運行するための雨量基準値を超えたため普通列車6本が運休し、特急列車2本が大分駅−別府駅間で部分運休するなどダイヤに乱れが出た。

【出典:大分県災異誌 第7編(平成13年-平成23年)(2012.2)】

【平成16年6月大雨】

【出典:2004/6/26 9:00の天気図】

災害データ

最低気圧
-
最低気圧観測地
-
最低気圧観測日時
-
最大風速の風向
-
最大風速
-
最大風速の観測地
-
最大風速の観測日時
-
累積最大降水量
365ミリ
累積最大降水量観測地
釈迦岳
日最大降水量
128ミリ
日最大降水量観測地
釈迦岳
最大日降水量の観測年月日
2004/6/26
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
温見
最大1時間降水量の観測年月日時間
2004/6/26 15:30
死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
-
床上浸水数
-
床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
8か所
橋梁被害
-
山・崖崩れ
-
被害総額
990,605 千円

主な被害

マップを見る

民家の裏山が幅3メートル、高さ2メートルにわたって崩落し、1世帯1人が自主避難した。

民家の裏山方面から2トントラック1台分の土砂が崩落し、1世帯2人が自主避難した。

民家の裏山の表土が幅8メートル、高さ5メートルにわたって崩落し、1世帯4人が自主避難した。

国道386号線の道路法面が幅6メートル、高さ3メートルにわたって崩落し、土砂が国道上に流出した。

JR豊肥本線ガード下で水位約40センチメートルの道路冠水があり、通行止めとなった。 

災害一覧に戻る