NHK大分放送局 × 大分大学減災・
復興デザイン教育研究センター(CERD)

12月19日から20日にかけて、西高東低の冬型の気圧配置となり、上空5,500メートルで氷点下24度以下の強い寒気が流れ込んだため大分県では、北部、西部の山沿いを中心に積雪があった。中津で20日9時に積雪2センチを観測した。
［参考]　積雪状況　20日7時　玖珠（玖珠消防署）5センチ、　湯布院（大分地域消防組合湯布院出張所）4センチ

19日の午前中、JR日豊本線中山香駅と柳ケ浦駅で、強風により断続的に風速が運行基準値を超えたため、日豊本線の一部区間で時速25km以下の徐行運転が繰り返され、大分駅－博多駅間の特急列車4本が運休（部分運休含む）したほか、ダイヤに乱れが出た。大分自動車道の日田インターチェンジ−日出ジャンクションは朝から通行止め。一時解除されたが、夕方から山間部を中心に降雪が強まり、日田インターチェンジ－別府インターチェンジ、日出ジャンクション間が通行止めになった。これに伴い高速バスは、福岡－別府・大分など2路線の計89本を運休した。（その他）19日、積雪により県内の小・中学校、高校合わせて8校が下校時間を早めた。

【出典：大分県災異誌 第7編(平成13年-平成23年)（2012.2）】

【出典：2003/12/19 9:00の天気図】