大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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災害【平成15年7月大雨】

発生期間 平成15年7月19日-平成15年7月21日 |災害番号:011030|固有コード:01103000

災害の種別
大雨
市町村
日田市

概要

7月19日から21日にかけて、九州北岸に停滞していた梅雨前線の活動が活発となり、大分県西部を中心に大雨となった。西部の釈迦岳では7月19日から21日の期間降水量287ミリを観測した。また21日4時に最大1時間降水量81ミリを観測した。

梅雨前線の大雨の影響で、21日に日田郡前津江村で県道西大山大野日田線上に土砂が幅約5m、高さ約5m流出する等の土砂くずれが、日田郡前津江村を中心に6箇所発生した。(交通機関)19日午前、列車の運行に乱れが出た。JR日豊本線は08時頃から大分発上り特急列車の運転を1時間30分見合わせた。特急列車10本が運休。2本が部分運休。JR久大本線は07時頃、天ケ瀬駅の雨量が運行基準に達し、日田駅-北山田駅間で約2時間運転を見合わせた。特急列車2本が運休、普通列車4本が部分運休した。21日09時30分頃、熊本県一の宮町JR豊肥本線宮地駅で、大雨のため特急列車2本が肥後大津駅-豊後竹田駅間で部分運休になった。航空便では19日09時35分に大分空港を出発予定だった大阪行きJALエクスプレス662便は、大雨の影響で乗客の到着が遅れたため、出発を55分遅らせた。

【出典:大分県災異誌 第7編(平成13年-平成23年)(2012.2)】

【平成15年7月大雨】

【出典:2003/7/19 9:00の天気図】

災害データ

最低気圧
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最低気圧観測地
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最低気圧観測日時
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最大風速の風向
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最大風速
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最大風速の観測地
-
最大風速の観測日時
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累積最大降水量
287ミリ
累積最大降水量観測地
釈迦岳
日最大降水量
125ミリ
日最大降水量観測地
釈迦岳
最大日降水量の観測年月日
2003/7/21
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
釈迦岳
最大1時間降水量の観測年月日時間
2003/7/21 4:00
死者・行方不明者数
-
負傷者数
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住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
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床上浸水数
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床下浸水数
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道路被害 ※事前通行規制は除く
-
橋梁被害
-
山・崖崩れ
-
被害総額
54,938 千円

主な被害

マップを見る

県道西大山大野日田線上に土砂が幅約5メートル、高さ約5メートル流出するなどの土砂くずれが発生。そのほか前津江村を中心に6か所発生した。

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