大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
復興デザイン教育研究センター(CERD)

災害【平成13年7月大雨】

発生期間 平成13年7月5日-平成13年7月7日 |災害番号:010890|固有コード:01089000

災害の種別
大雨 洪水
市町村
日田市

概要

7月5日、朝鮮半島に停滞していた梅雨前線は、活発な活動を維持しながら、6日から7日にかけて九州南部まで南下した。このため大分県西部、北部を中心に県内各地で大雨となった。5日から7日の期間に日田で250.5ミリ、伏木で184ミリ、釈迦岳で178ミリの雨が降った。

5日から7日にかけて、日田玖珠地方を中心に山がけ崩れ、道路損壊、床上浸水、床下浸水などの被害が相次いだ。また、6日06時50分頃、JR日豊本線宇佐駅-中山香駅間が大雨のため、徐行運転となった。この影響で特急列車、普通列車に最大25分の遅れが出た。日田市で男性1人が水田を見廻りに出かけ水死した。農業関係では大雨のため、野菜、水稲等の農作物や施設で3,191万円の被害が出た。(その他)日田市郡、玖珠郡の小・中学校計36校と高校1校が臨時休校した。

【出典:大分県災異誌 第7編(平成13年-平成23年)(2012.2)】

【平成13年7月大雨】

【出典:2001/7/6 9:00の天気図】

災害データ

最低気圧
-
最低気圧観測地
-
最低気圧観測日時
-
最大風速の風向
-
最大風速
-
最大風速の観測地
-
最大風速の観測日時
-
累積最大降水量
250ミリ
累積最大降水量観測地
日田
日最大降水量
228ミリ
日最大降水量観測地
日田
最大日降水量の観測年月日
2001/7/6
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
釈迦岳
最大1時間降水量の観測年月日時間
2001/7/6 7:00
死者・行方不明者数
1人
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
-
床上浸水数
3戸(棟)
床下浸水数
75戸(棟)
道路被害 ※事前通行規制は除く
176か所
橋梁被害
-
山・崖崩れ
28か所
被害総額
1,490,976 千円

主な被害

マップを見る

住宅の裏山が崩れて土砂が住宅の中まで入り込んだ。

60代の男性が「水田の水を見に行く」と言って自分で軽トラックを運転し家を出たまま連絡が取れなくなった。警察と消防が雨で増水した川に転落した可能性もあると見て捜索を行った。

災害一覧に戻る