NHK大分放送局 × 大分大学減災・
復興デザイン教育研究センター(CERD)

9月21日、九州北部沿岸に前線が停滞していた。この停滞前線に向かって湿った空気が流れ込み、大気が非常に不安定になった。別府では3時間降水量147ミリ、11時に1時間降水量64ミリ（別府地城雨量観測所の統計開始以来累年第1位)の激しい雨を記録し、山・崖崩れが発生した。

21日午前10時半頃、日出町豊岡の県道日出山香線で、道路沿いののり面が高さ7m、幅6mにわたって崩れ、土砂が道路をふさいで現場付近は通行止めとなった。その他別府の国道500号線、県道別府山香線で山・がけ崩れがあった。

【出典：大分県災異誌 第6編(平成3年-平成12年)（2002.3）】

【出典：1999/9/21 9:00の天気図】