大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
復興デザイン教育研究センター(CERD)

災害【平成10年6月梅雨前線】

発生期間 平成10年6月19日-

災害の種別
大雨

概要

6月19日対馬海峡の低気圧から伸びる前線が、ゆっくりと九州北部地方を南下した。この低気圧や前線に向かって、南から湿った空気が流入し、大気の状態が非常に不安定となった。このため県の西部山沿いを中心に大雨となり、釈迦岳では19日に1時間に53ミリと強い雨が降り、19日の日降水量は釈迦岳で244ミリ、玖珠で97ミリに達した。

上津江村で崖崩れ3件、九重町で崖崩れ1件が発生し、上津江村内の県道と村道、九重町の県道の一部が一時通行止めとなった。また、JR久大線や豊肥線で大雨のため徐行運転となったため、遅延が相次いだ。JR豊肥線では、上りと下りの特急が各1本運休した。

【出典:大分県災異誌 第6編(平成3年-平成12年)(2002.3)】

【平成10年6月梅雨前線】

【出典:1998/6/19 9:00の天気図】

災害データ

最低気圧
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最低気圧観測地
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最低気圧観測日時
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最大風速の風向
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最大風速
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最大風速の観測地
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最大風速の観測日時
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累積最大降水量
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累積最大降水量観測地
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日最大降水量
244ミリ
日最大降水量観測地
釈迦岳
最大日降水量の観測年月日
1998/6/19
最大1時間降水量
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最大1時間降水量の観測地
釈迦岳
最大1時間降水量の観測年月日時間
1998/6/19 7:00
死者・行方不明者数
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負傷者数
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住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
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床上浸水数
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床下浸水数
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道路被害 ※事前通行規制は除く
47か所
橋梁被害
-
山・崖崩れ
5か所
被害総額
618,448 千円