大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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災害【平成8年6月梅雨前線】

発生期間 平成8年6月12日-平成8年6月21日 |災害番号:010520|固有コード:01052000

災害の種別
大雨
市町村
佐伯市 大分市

概要

6月上旬後半に梅雨入りした後、梅雨前線は対馬海峡から九州南部に停滞するようになった。中旬に入って梅雨前線の活動が活発となり、12日、17日、19〜21日は県内各地で大雨が降った。12日は県南部を中心に70〜90ミリ、17日は県内で20〜60ミリ、釈迦岳で144ミリ、19日〜21日にかけては県北部と中部で130〜190ミリ、県西部で200ミリを越す大雨が降った。

6月14日21時ごろ蒲江町丸市尾の県道で、約50mにわたって土砂崩れが発生した。6月17日11時ごろ野津原町入蔵の町道で高さ15mの山腹から約5トンの岩石が崩れ落ち、通行止めとなった。6月20日は県西部と北部を中心にがけ
崩れが13か所、道路損壊が2か所、倒木による通行止めが3か所、非住家倒壊による通行止めが1か所の被害が発生した。このため、国道や県道など7か所で通行止めとなった。

【出典:大分県災異誌 第6編(平成3年-平成12年)(2002.3)】

【平成8年6月梅雨前線】

【出典:1996/6/20 9:00の天気図】

災害データ

最低気圧
-
最低気圧観測地
-
最低気圧観測日時
-
最大風速の風向
-
最大風速
-
最大風速の観測地
-
最大風速の観測日時
-
累積最大降水量
684ミリ
累積最大降水量観測地
釈迦岳
日最大降水量
254ミリ
日最大降水量観測地
釈迦岳
最大日降水量の観測年月日
1996/6/20
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
釈迦岳
最大1時間降水量の観測年月日時間
1996/6/20 6:00
死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
1戸(棟)
床上浸水数
-
床下浸水数
6戸(棟)
道路被害 ※事前通行規制は除く
251か所
橋梁被害
3か所
山・崖崩れ
1か所
被害総額
3,931,812 千円

主な被害

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県道で約50メートルにわたって土砂崩れが発生した。

町道で高さ15メートルの山腹から約5トンの岩石が崩れ落ち、通行止めとなった。

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