災害【平成7年6月大雨】
発生期間 平成7年6月30日-平成7年7月6日 ) |災害番号:010440|固有コード:01044000
- 災害の種別
- 大雨 洪水
- 市町村
- 国東市 日田市
概要
6月30日、低気圧が対馬海峡を進んだため、県下は午後から雨となり釈迦岳で日降水量が134ミリになったのをはじめ、西部や北部で50ミリを超えた。7月1日、梅雨前線は九州の南部まで南下し県下の雨は小康状態となった。2日から6日にかけて再び梅雨前線が九州の中部から北部に停滞し活動を強めた。特に3日は、前線活動が活発化し、県内各地で雷を伴い、1時間20~40ミリの激しい雨を記録、日降水量は各地で100ミリを超えた。期間中の総降水量は西部で500ミリに達したほか、全域で200ミリを超えた。日田測候所最大24時間降水量209.0ミリ日最大1時間降水量65.5ミリ日最大10時間降水量21.0ミリはいずれも7月として累年第2位の値となった。
3日早朝から4日にかけ、日田・玖珠地方を中心に家屋の半壊2、床上浸水4、床下浸水34、山・崖崩れ47などの被害が相次いだ。3日02時30分ごろ、前津江村の県道小畑線で大規模な土砂崩れが発生し一時、前津江村は孤立状態となった。3日11時ごろ、JR久大線天瀬で線路に土砂が崩れ落ち久大線は不通となった他、3〜5日にかけて日豊線、豊肥線でも運休・遅延が相次いだ。安岐町油留木のゴルフ場造成地から土砂が流失、水田40aが埋没した、この他、流失・冠水の農地は80haに及んだ。
また、農作物では水稲など45haが被害を受けた。4~5日、日田市郡を中心に36の小・中学校が大雨のため臨時休校となった。
【出典:大分県災異誌 第6編(平成3年-平成12年)(2002.3)】
【出典:1995/7/5 9:00の天気図】
災害データ
- 最低気圧
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- 最低気圧観測地
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- 最低気圧観測日時
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- 最大風速の風向
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- 最大風速
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- 最大風速の観測地
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- 最大風速の観測日時
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- 累積最大降水量
- 654ミリ
- 累積最大降水量観測地
- 釈迦岳
- 日最大降水量
- 204ミリ
- 日最大降水量観測地
- 別府
- 最大日降水量の観測年月日
- 1995/7/3
- 最大1時間降水量
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- 最大1時間降水量の観測地
- 日田
- 最大1時間降水量の観測年月日時間
- 1995/7/3 0:30
- 死者・行方不明者数
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- 負傷者数
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- 住家全壊/全焼数
- 2戸(棟)
- 住家半壊/半焼数
- 1戸(棟)
- 住家一部損壊数
- 14戸(棟)
- 床上浸水数
- 6戸(棟)
- 床下浸水数
- 85戸(棟)
- 道路被害 ※事前通行規制は除く
- 628か所
- 橋梁被害
- 6か所
- 山・崖崩れ
- 7か所
- 被害総額
- 11,510,074 千円