災害【平成6年9月ひょう】
発生期間 平成6年9月17日-
- 災害の種別
- 降雹
概要
17日、大分県では昼ごろまで晴天の状態であったが、午後には山陰沖の寒気を伴った低気圧の影響で、上空に寒気が流入し大気が不安定となって積乱雲が発達した。このため、大分地方気象台では14時40分から雷電が観測され、10分後の14時50分には激しい雷雨となり、15時10分から15時20分にかけて直径8ミリのひょうが降った。ひょうは大分市のほか、別府市、玖珠町、大野町、千歳村でも降った。大分地方気象台では最大10分間降水量2l.0ミリ(17日15時10分~15時20分)を観測し、9月として第2位の記録だった。
降ひょうによる農業施設被害は、ビニールハウスの損壊10件、農作物の被害は、大分市や千歳村を中心に水稲の脱粒、野菜類では大分市のニラ、千歳村のナス等の損傷となった。(大分県農政部調べ)大分市元町や滝尾地区では、直径2センチぐらいのひょうで瞬く間に庭一面が白くなった。
【出典:大分県災異誌 第6編(平成3年-平成12年)(2002.3)】
【出典:1994/9/17 9:00の天気図】
災害データ
- 最低気圧
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- 最低気圧観測地
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- 最低気圧観測日時
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- 最大風速の風向
- 西南西
- 最大風速
- 7.9メートル
- 最大風速の観測地
- 大分
- 最大風速の観測日時
- 1994/9/17 17:20
- 累積最大降水量
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- 累積最大降水量観測地
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- 日最大降水量
- 44ミリ
- 日最大降水量観測地
- 大分
- 最大日降水量の観測年月日
- 1994/9/17
- 最大1時間降水量
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- 最大1時間降水量の観測地
- 大分
- 最大1時間降水量の観測年月日時間
- 1994/9/17 15:50
- 死者・行方不明者数
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- 負傷者数
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- 住家全壊/全焼数
- 戸(棟)
- 住家半壊/半焼数
- 戸(棟)
- 住家一部損壊数
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- 床上浸水数
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- 床下浸水数
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- 道路被害 ※事前通行規制は除く
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- 橋梁被害
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- 山・崖崩れ
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- 被害総額
- 13,422 千円