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被害【平成1年9月大雨】日田郡天瀬町

|災害番号:009820|固有コード:00982002

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市町村
日田市

概要(被害)

道路が陥没し車を運転してしていた人が重傷を負った。

災害概要

1日、対馬海峡にあった低気圧は北東に進み2日には北海道に達し、この低気圧からのびる寒冷前線上の山陰付近で別の低気圧が発生した。一連の低気圧からのびる寒冷前線は、2日昼前から3日午前中にかけて、九州北部から南部へとゆっくり南下した。1日明け方から県下全域で降り始めた雨は、3日8時まで降り続いた。特に前線が県下を通過した2日の昼過ぎから深夜にかけて、県の西部では1時間雨量20~40ミリの強雨となり、日降水量は釈迦岳で263ミリに達したのをはじめ、日田、伏木、玖珠、耶馬渓で100ミリを超した。

この大雨の影響で、県西部の日田・玖珠地方を中心に被害が相次いだ。2日18時ごろ、中津江村で増水した暗きょに男性が転落して水死したほか、同時刻ごろ天瀬町で道路が陥没し車を運転してしていた人が重傷を負った。山がけ崩れは、天瀬町で5件、上津江村3、中津江村5、大山町2、九重町2、耶馬渓町、杵築市、玖珠町で各1件発生している。これらのがけ崩れなどにより、県西部の県道は通行止めになるなどの交通障害が発生した。被害額については、9月1日から9月16日を一連の災害として次項でまとめている。崖崩れなどにより、県西部の県道は通行止めになるなどの交通障害が発生した。

【出典:大分県災異誌 第5編(昭和56年~平成2年)(1991.12)】

災害データ

最低気圧
-
最低気圧観測地
-
最低気圧観測日時
-
最大風速の風向
-
最大風速
-
最大風速の観測地
-
最大風速の観測日時
-
累積最大降水量
359ミリ
累積最大降水量観測地
釈迦岳
日最大降水量
263ミリ
日最大降水量観測地
釈迦岳
最大日降水量の観測年月日
1989/9/2
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
釈迦岳
最大1時間降水量の観測年月日時間
1989/9/2 17:00
死者・行方不明者数
1人
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
2戸(棟)
床上浸水数
4戸(棟)
床下浸水数
82戸(棟)
道路被害 ※事前通行規制は除く
348か所
橋梁被害
3か所
山・崖崩れ
25か所
被害総額
3,077,723 千円

主な被害

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増水した暗きょに男性が転落して水死した。

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