災害【昭和63年6月大雨】
発生期間 昭和63年6月1日-昭和63年6月2日 ) |災害番号:009730|固有コード:00973000
- 災害の種別
- 大雨
- 市町村
- 玖珠町
概要
東シナ海北部を前線を伴った低気圧が東進し2日15〜21時にかけ九州中部を通過した。この低気圧に台湾の東海上にある台風第2号の影響で湿った暖気が流れ込み前線の活動が活発となった。このため、1日昼まえから降りはじめた雨は、低気圧の通過した2日夕方には1時間20ミリ以上の降水が各地で観測されるなど、2日の日降水量は県下各地で100ミリを超す大雨となった。大分市での2日の日降水量162.0ミリは、6月として累年第3位の記録となった。
長時間、降り続いた後の強雨で、各地で山・がけ崩れが発生した。主な被害は、大分市で床下浸水、山・がけ崩れ2件、道路の損壊1件などが発生したのをはじめ、武蔵町や臼杵巿、佐伯巿などでも山・がけ崩れが起きた。この他、玖珠町山田を流れる瀬戸谷川で護岸が長さ10m、幅1m、高さ5mにわたり増水のため崩壊したが、大きな災害にいたらなかった。
【出典:大分県災異誌 第5編(昭和56年~平成2年)(1991.12)】
災害データ
- 最低気圧
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- 最低気圧観測地
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- 最低気圧観測日時
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- 最大風速の風向
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- 最大風速
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- 最大風速の観測地
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- 最大風速の観測日時
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- 累積最大降水量
- 206ミリ
- 累積最大降水量観測地
- 蒲江
- 日最大降水量
- 193ミリ
- 日最大降水量観測地
- 蒲江
- 最大日降水量の観測年月日
- 1988/6/2
- 最大1時間降水量
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- 最大1時間降水量の観測地
- 大分
- 最大1時間降水量の観測年月日時間
- 1988/6/2 18:50
- 死者・行方不明者数
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- 負傷者数
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- 住家全壊/全焼数
- 戸(棟)
- 住家半壊/半焼数
- 戸(棟)
- 住家一部損壊数
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- 床上浸水数
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- 床下浸水数
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- 道路被害 ※事前通行規制は除く
- 374か所
- 橋梁被害
- 1か所
- 山・崖崩れ
- 19か所
- 被害総額
- 4,362,453 千円