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被害【昭和62年1月強風・積雪】大分市田ノ浦

|災害番号:009630|固有コード:00963001

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市町村
大分市

概要(被害)

強風により民家数戸のかわらやトタンが飛び、通行中のトラックに当たり、フロントガラスが割れるなどの被害が出た。

災害概要

西高東低の冬型気圧配置が強まり、大陸からの強い寒気の南下に伴い12日夜から13日朝にかけ県の北部や西部を中心に所により10~20センチの積雪となった。13日の明け方の最低気温は県南の海岸部を除く、ほぼ全域で氷点下を記録した。また、13日の日中は不安定線の通過で一時突風が吹き、大分市では9時40分に西の風18.4メートルの最大瞬間風速を記録した。

県下各地の道路は積雪と凍結のため13日早朝から車のスリップ事故が続出、また、山間部の道路を中心にチェ一ン装着の通行規制が午前中いっぱい続いた。このほか、大分空港でも積雪(3cm)のため航空機の欠航が相次いだ。一方、13日昼ごろ別府市では強風のため歩行者やバイク乗りが吹き飛ばされてけがをしたり、浜脇・堀田地区を中心に21戸の農家のビニールハウスが倒壊するなどの被害を受けた。壊れたハウスは野菜35棟、花き11棟の合せて46棟(4,796㎡)、被害額はハウスだけで約200万円に上った。また、大分市田の浦では、14時過ぎ突風で民家数戸のかわらやトタンが飛び、通行中のトラックに当たりフロントガラスが割れるなどの被害が出た。

【出典:大分県災異誌 第5編(昭和56年~平成2年)(1991.12)】

災害データ

最深積雪
0.1メートル
最深積雪の観測地
日田
死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
-
床上浸水数
-
床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
-
橋梁被害
-
山・崖崩れ
-
被害総額
-

主な被害

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強風により浜脇・堀田地区を中心に21戸の農家のビニールハウスが倒壊するなどの被害を受けた。壊れたハウスは野菜35棟、花き11棟の、合せて46棟(4796平方メートル)、被害額は、ハウスだけで約200万円に上った。

強風により浜脇・堀田地区を中心に21戸の農家のビニールハウスが倒壊するなどの被害を受けた。壊れたハウスは野菜35棟、花き11棟の、合せて46棟(4796平方メートル)、被害額は、ハウスだけで約200万円に上った。

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