大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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被害【昭和50年5月ひょう】大野郡野津町戸山

|災害番号:008390|固有コード:00839003

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市町村
臼杵市

概要(被害)

ひょうが降ったため、収穫期の葉たばこは特にこの地区で大きな被害が出た。

災害概要

日本海を弱い低気圧が通過し、これに伴い上空に寒気が流入したので、成層が不安定となり、昼ごろから雷雲が発達し、雷雨やひょうが降った。ひょうが降った地域は、別府湾の杵築市・別府市を経て大分郡庄内町から久住町を結ぶ線の東側で、特に、大野郡野津町では収穫を目前にした葉たばこの被害は大きく、なかでも田野地区ではほぼ全滅に近い被害であった。

ひょうが降った地域は、別府湾の杵築市・別府市を経て大分郡庄内町から久住町を結ぶ線の東側で、特に、大野郡野津町では収穫を目前にした葉たばこの被害は大きく、なかでも田野地区ではほぼ全滅に近い被害であった。

各地の降ひょう状況
(1) 野津町:26日12時40分ごろから直径1〜1.5センチのひょうが約30分間橫なぐりに降り続いた。特に、収穫前の葉たばこは、田野地区をはじめ戸山・都松・野ロ・落合・川登地区で大きな被害があった。242ヘクタールのうち85ヘクタールはほぼ全滅、20ヘクタールは50パーセントの減収とみられ、この他、くわ40ヘクタール、スイ力15ヘクタール、野菜20ヘクタールにも被害があった。
(2) 臼杵市:14時ごろから直径0.3〜1センチのひょうが約10分間降り、中臼杵・上北・南津留などの葉たばこに被害が出た。特に乙見地区で同地区の耕作面積5.5ヘクタールのうち40パーセントの2.2ヘクタールはほぼ全滅した。
(3) 宇目町;12時30分すぎ直径1〜1.5センチのひょうが降り、15分間にわたり地面を真白にした。
(4) 大分市:吉野地区で大粒のひょうが降り、葉たばこ1.5ヘクタールが全滅した。
(5) 津久見市:13時ごろから雷雨があり、13時40分ごろから5〜10分間、直径0.4〜0.5センチのひょうが降った。
(6) 久住町・荻町でもひょうが降り、葉たばこに被害があった。
(7) 杵築市・大分郡庄内町にもひょうが降った。
(8) 落雷 13時50分ごろ玖珠町戸畑で木造わらぶき平屋建て空き家住宅1むね(82平方メートル)に落雷、全焼して30分後に消えた。損害30万円。

【出典:大分県災異誌 第4編(昭和46年~55年)(1981.12)】

災害データ

死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
-
床上浸水数
-
床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
-
橋梁被害
-
山・崖崩れ
-
被害総額
505,543 千円

主な被害

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大気が不安定で大粒のひょうが降ったため、葉たばこ1.5ヘクタールが全滅した。

ひょうが降ったため、収穫期の葉たばこは特にこの地区で大きな被害が出た。

収穫期の葉たばこは特にこの地区で大きな被害が出た。

落雷のため、木造わらぶき平家建ての空き家(82平方メートル)1棟が全焼した。損害額30万円。

収穫期の葉たばこは242ヘクタールのうち85ヘクタールはほぼ全滅、20ヘクタールは50パーセントの減収と見られる。また、桑40ヘクタール、スイカ15ヘクタール、野菜20ヘクタールにも被害があった。

収穫期の葉たばこは特にこの地区で大きな被害が出た。

収穫期の葉たばこは特にこの地区で大きな被害が出た。

収穫期の葉たばこは特にこの地区で大きな被害が出た。

約10分間にわたりひょうが降ったため、葉たばこは特にこの地区で大きな被害が出た。

約10分間にわたりひょうが降ったため、葉たばこの耕作面積5.5ヘクタールのうち40%の2.2ヘクタールが全滅した。

約10分間にわたりひょうが降ったため、葉たばこは特にこの地区で大きな被害が出た。

約10分間にわたりひょうが降ったため、葉たばこは特にこの地区で大きな被害が出た。

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