大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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災害【昭和48年12月強風】

発生期間 昭和48年12月3日-

災害の種別
強風

概要

3日は発達した低気圧が北海道北部を通り、この低気圧から南西にのびる前線が九州を南下したので、冬型気圧配置になって北西の季節風が強く、気温も下がって小雪やあられが降った。

3日午後1時30分ごろ国見町竹田津港沖約3キロの海上を航行中の北九州市の「豊前丸」(250トン、7人乗り組み)の船員2人が海中に転落、行方不明になった。同船は津久見に向っていたもので、はしけが浸水し始めたので同船の安全を考え、はしけのロープを切り離していた。なお、はしけは転覆後船底を見せ、午後5時には55キロ離れた姫島の南約2kmの海上まで流されていた。現場は荒れて巡視船の航行も困難なほどであったということである。

【出典:大分県災異誌 第4編(昭和46年~55年)(1981.12)】

災害データ

最低気圧
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最低気圧観測地
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最低気圧観測日時
-
最大風速の風向
西
最大風速
11.7メートル
最大風速の観測地
大分
最大風速の観測日時
1973/12/3 12:40
累積最大降水量
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累積最大降水量観測地
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日最大降水量
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日最大降水量観測地
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最大日降水量の観測年月日
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最大1時間降水量
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最大1時間降水量の観測地
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最大1時間降水量の観測年月日時間
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死者・行方不明者数
2人
負傷者数
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住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
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床上浸水数
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床下浸水数
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道路被害 ※事前通行規制は除く
-
橋梁被害
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山・崖崩れ
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被害総額
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主な被害

マップを見る

竹田津港の沖合3キロの海上を航行中の北九州市の船(250トン、乗組員7人)の船員2人が海中に転落し行方不明になった。この船ははしが浸水し始めたので安全を考え、ロープを切り離していた。なおはしけは転覆後、約55キロ離れた姫島の南の海上まで流されていた。

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