大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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災害【昭和47年6月大雨】

発生期間 昭和47年6月22日-昭和47年6月23日 |災害番号:008060|固有コード:00806000

災害の種別
大雨

概要

20日以来九州南部に停滞していた梅雨前線は、21日に黄海の高気圧が東進するにつれて、一時、南に下って九州本土を離れたが、22日には、揚子江の河口付近から出てきた低気圧が九州に近づき、梅雨前線も北上し九州地方に大雨を降らせた。県内では、前線が九州南岸付近にあった22日の2~4時ごろ(南部の山沿いや国東半島では、4~5時ごろ)雨が降り始めた。北部・西部では、22日の12時ごろから21時ごろまで雨が強く、23日の6時前後に降り止んだ。中部・南部では22日15~18時ごろから23時ごろまで強く降り、23日の9~15時ごろ止んだ。総降水量は、北部や西部の山沿いに多く、150~250ミリ、そのほかは、100ミリ前後であった。

県内で負傷者1人、道路損壊24か所、建物半壊1棟、堤防決壊1か所、床下浸水20棟、山(がけ)崩れ9か所(県警調べ)。土木関係の5億円など総額7億5,783万円。(大分県調べ)

【出典:大分県災異誌 第4編(昭和46年~55年)(1981.12)】

災害データ

最低気圧
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最低気圧観測地
-
最低気圧観測日時
-
最大風速の風向
-
最大風速
-
最大風速の観測地
-
最大風速の観測日時
-
累積最大降水量
192.5ミリ
累積最大降水量観測地
日田
日最大降水量
183ミリ
日最大降水量観測地
日田
最大日降水量の観測年月日
1972/6/22
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
日田
最大1時間降水量の観測年月日時間
1972/6/22 15:10
死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
-
住家一部損壊数
20戸(棟)
床上浸水数
2戸(棟)
床下浸水数
133戸(棟)
道路被害 ※事前通行規制は除く
282か所
橋梁被害
2か所
山・崖崩れ
9か所
被害総額
757,833 千円