大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
復興デザイン教育研究センター(CERD)

災害【昭和46年5月ひょう】

発生期間 昭和46年5月14日-

災害の種別
降雹

概要

大分では14日11時ごろ、寒冷前線が九州を南下した。ところで、I3日21時には、日本海中部にあった上空の寒気の中心が、日本海南部を経て14日の21時には、日向灘まで南下した。この大気中層の寒気の南下で、大気の状態はかなり不安定となり雷雲が発生した。県内では10時前後から夕方にかけて、全般に雷雨があり、県の中部では、10時前から12時前にかけて、直径1センチぐらいのひょうが3~10分間降り、地面が白くなったところがあった。大分市の東部と南部では、16から18時にかけて2回目のひょうが降った。雷雲は、西から東に動いた漠様で、風はあまり強く吹かなかった。

被害は主として、たばこ・麦・果樹・桑などで、大分市や緒方町を中心とした葉たばこの被害が大きかった。そのほか、一部の地方では、園芸用のビニールが破れたり、落雷のため停電事故があった。被害面積は536.7ヘクタール、被害量は59万1725トン。

【出典:大分県災異誌 第4編(昭和46年~55年)(1981.12)】

災害データ

最低気圧
-
最低気圧観測地
-
最低気圧観測日時
-
最大風速の風向
-
最大風速
-
最大風速の観測地
-
最大風速の観測日時
-
累積最大降水量
-
累積最大降水量観測地
-
日最大降水量
-
日最大降水量観測地
-
最大日降水量の観測年月日
-
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
-
最大1時間降水量の観測年月日時間
-
死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
-
床上浸水数
-
床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
-
橋梁被害
-
山・崖崩れ
-
被害総額
90,949 千円