大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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被害【昭和30年2月強風・積雪】別府市楠町 別府港

|災害番号:005780|固有コード:00578001

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市町村
別府市

概要(被害)

関西汽船の「ゆうなぎ丸」が別府へ航行中に流され、防波堤に衝突。破損した。

災害概要

19日、低気圧が朝鮮東岸と九州西方海上にあいついで発生し東に進み、北海道付近で合流して異常に発達した。このため全国的に暴風雪となり、九州地方も季節風が強く、山間部では20日夜半ごろから猛ふぶきとなり(飯田では積雪20センチメートル)、21日21時ごろ日田バスは全線運行を中止した。また、大分交通も日田、中津間が運休した。玖珠郡では45校が休校するなど、山間地方での障害が大きかった。さらに海上では19日関西汽船「ゆうなぎ丸」が別府へ航行中、強風のため流され、防波堤に衝突し破損した。また県南の鶴見崎沖で関西汽船のチャーター船も強風のため座礁した。そのほか強風のため、負傷者3人、全壊家屋1戸などの被害もあった。

【出典:大分県災異誌 第2編(1966)】

災害データ

最深積雪
0.2メートル
最深積雪の観測地
飯田
死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
1戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
-
床上浸水数
-
床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
-
橋梁被害
-
山・崖崩れ
-
被害総額
-

主な被害

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鶴御崎沖合で関西汽船のチャーター船が座礁した。

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