災害【明治16年9月大風雨】
発生期間 明治16年9月10日-
- 災害の種別
- 大雨 強風
- 市町村
- 佐伯市
概要
九州、四国、近畿大風雨…大分県下も大風雨ならん(官報)
9月10日黎明より天色不穏の景況なりしが午後第7時頃に至りて南風吹き起こり時々小雨あり。11日風雨なお歇まず、第10時頃より漸く強きを加え、12日午後に至り雨歇みたれども風針は俄に北に変じて愈々甚だしきを加え、夜に入り鎮静せり。
県下極南に位する南海部郡地方は晩稲の花盛なるに三昼夜の烈風に遭い出穂為に悉く枯凋せり。被害の最も甚だしき地は同郡内海岸に近き鶴望村等にして門田村、堅田村等の諸村はこれに亜げり。その他山間の村落は著しき被害なし。これを要するに各郡とも数十日の旱魃により半ば枯色ありし稲粟などもこの潤雨のため蘇生し出穂するもの10の8、9にして一般より言わば一層の豊兆を呈したるものの如し
【出典:大分県災害誌 資料篇(1952)、官報78号(1883年9月29日)】
大分・宮崎・鹿児島 暴風雨
近畿四国に及ぶ暴風雨。宮崎県は10日午前から降雨、11日午前になり東南風吹き出し、23時から風雨やや強く、12日15時から北に転じ、暴風、五箇瀬川・木瀬川出水、橋が流れる。23時から西に変わり、13日3時ころから平静になる。大分では10日早朝から不穏、19時ころから南風、時々少雨。11日風雨やまず、10時ころから強くなり、12日午後雨はやんだが、風は北になりいよいよはげしく、夜になり収まる。鹿児島は10日9時から12日朝まで暴風雨。
【出典:西日本災異誌(日下部正雄,気象庁研究時報11(5),1959)】
災害データ
- 最低気圧
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- 最低気圧観測地
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- 最低気圧観測日時
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- 最大風速の風向
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- 最大風速
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- 最大風速の観測地
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- 最大風速の観測日時
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- 累積最大降水量
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- 累積最大降水量観測地
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- 日最大降水量
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- 日最大降水量観測地
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- 最大日降水量の観測年月日
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- 最大1時間降水量
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- 最大1時間降水量の観測地
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- 最大1時間降水量の観測年月日時間
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- 死者・行方不明者数
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- 負傷者数
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- 住家全壊/全焼数
- 戸(棟)
- 住家半壊/半焼数
- 戸(棟)
- 住家一部損壊数
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- 床上浸水数
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- 床下浸水数
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- 道路被害 ※事前通行規制は除く
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- 橋梁被害
- か所
- 山・崖崩れ
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- 被害総額
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