大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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被害【寛永13年8月大風雨・洪水】大分郡鶴崎地方

|災害番号:000531|固有コード:00053101

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市町村
大分市

概要(被害)

8月10日から11日にかけて大風雨に見舞われ、大野川が氾濫。9月4日付の久貝正俊宛細川忠利書状によれば家屋は800棟以上の被害、牛馬139匹、死者88人、藩船36艘破損。

【出典:塚本史晃氏(大分県史談会協議会)の報告による】

災害概要

肥後藩領鶴崎においては8月10日、11日の内の夜に大風雨に見舞われ、大野川が氾濫し、鶴崎領から肥後藩主細川忠利のもとへ報せが届いたのは被害を受けた3日後の15日である。道中所々被害を受けていたため、当時肥後国熊本城の忠利のもとへ報せが届くのが遅くなった。藩の船の被害状況については早急に被害状況を把握できていたが、人的被害の状況については9月上旬まで明らかにならなかった。9月4日付の久貝正俊宛細川忠利書状によれば家屋は800棟以上の被害、牛馬139匹、死者88人、藩船36艘破損。(東京大学史料編纂所編『大日本近世史料 細川家史料 二十』)

【出典:塚本史晃氏(大分県史談会協議会)の報告による】

京都では8月13日は10時頃から雨と風が激しくなり夜になって鴨川の堤防が決壊、柳原筋から水が流れ込み、烏丸通や室町通は川が流れるようだった。14日は洪水のため三条橋の橋脚倒れ、橋が傾いたために通行止めになった。また寺社の倒壊もあった(資勝卿記、大内日記)。木津川も洪水となり淀大橋は57間流出した。名古屋では暴風のため城内で建物の被害が出て、熱田海岸の堤防が決壊した(名古屋市史)。

【出典:日本の気象史料1】

災害データ

最低気圧
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最低気圧観測地
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最低気圧観測日時
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最大風速の風向
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最大風速
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最大風速の観測地
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最大風速の観測日時
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累積最大降水量
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累積最大降水量観測地
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日最大降水量
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日最大降水量観測地
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最大日降水量の観測年月日
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最大1時間降水量
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最大1時間降水量の観測地
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最大1時間降水量の観測年月日時間
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死者・行方不明者数
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負傷者数
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住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
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床上浸水数
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床下浸水数
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道路被害 ※事前通行規制は除く
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橋梁被害
か所
山・崖崩れ
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被害総額
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