大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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災害【令和2年9月台風第10号】

発生期間 44081-

災害の種別
台風 大雨 強風
市町村
佐伯市 別府市 大分市 宇佐市 杵築市 由布市 豊後大野市

概要

9月1日に小笠原近海で発生した台風第10号は、発達しながら日本の南を北西へ進み、4日に非常に強い勢力となり、勢力を維持したまま6日朝に奄美の東海上へ達した。その後、進路を北に変えて6日夜に屋久島の西海上付近、7日明け方に五島付近を通過し、7日朝鮮半島に上陸し、8日に温帯低気圧となった。
大分県は、6日夜のはじめ頃から7日昼前にかけて風速25m/s以上の暴風域に入った。6日と7日は大荒れの天気となり、最大瞬間風速が観測史上1位を更新するなど、記録的な暴風となった。大分地方気象台では、この間、最大級の警戒を呼びかけ、早め早めの防災対応を促し続けた。
また、湿った空気の流れ込みによって大気の状態が非常に不安定となり宇佐市では突風による災害も発生した。

○人的被害
重傷1名(由布市) 、軽傷1名(大分市)
〇建物被害
・住家被害11件
宇佐市大字浜高家一部損壊(1棟)
6日13時30分頃、突風被害が発生。民家(平屋)の瓦が10枚ほど屋根から落ち、庭の植木が根から倒れた。人的被害
なし。
大分市(5棟)、豊後大野市(2棟)、別府市(2棟)、佐伯市(1棟)
・非住家被害1件 佐伯市(1棟)
・公共施設1件 杵築市(1棟)
【河川被害】
・佐伯市番匠水系久留須川護岸損壊1件

【出典:大分地方気象台提供資料】

災害データ

最低気圧
979.4hPa
最低気圧観測地
-
最低気圧観測日時
2020/9/7 2:19
最大風速の風向
南南東
最大風速
24.8メートル
最大風速の観測地
蒲江
最大風速の観測日時
2020/9/7 2:01
累積最大降水量
193.5ミリ
累積最大降水量観測地
宇目
日最大降水量
167.5ミリ
日最大降水量観測地
竹田
最大日降水量の観測年月日
2020/9/6
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
大分
最大1時間降水量の観測年月日時間
2020/9/6 21:44
死者・行方不明者数
-
負傷者数
2人
住家全壊/全焼数
-
住家半壊/半焼数
-
住家一部損壊数
53戸(棟)
床上浸水数
-
床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
-
橋梁被害
-
山・崖崩れ
-
被害総額
834,915 千円