大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
復興デザイン教育研究センター(CERD)

災害【平成30年10月台風第25号】

発生期間 平成30年10月5日-平成30年10月6日 |災害番号:012110|固有コード:01211000

災害の種別
台風
市町村
九重町 国東市

概要

9月29日にマリアナ諸島で熱帯低気圧が台風第25号になった。台風は急速に発達し10月2日3時には猛烈な勢力となり、フィリピンの東の海上を北上、6日には韓国南部に上陸した。その後日本海に抜け温帯低気圧に変わった。県内では4日の降り始めから6日午後3時までの総雨量が佐伯市宇目で243.5ミリ、竹田市で141ミリ、豊後大野市犬飼で134.5ミリなど多いところでは250ミリ近くに達した。

竹田市、由布市、九重町、佐伯市、豊後大野市に大雨警報、大分市、別府市、中津市、臼杵市、津久見市、豊後高田市、 杵築市、宇佐市、国東市、姫島村、日出町に暴風警報が発表された。

【出典:平成30年台風第25号に関する災害情報について(最終報)】

9 月29 日にマリアナ諸島近海で発生した台風第25 号は、フィリピンの東を西北西へ進み、10 月4 日に宮古島の東海上を通過して東シナ海へ進んだ。その後、東シナ海を北上し、6 日にはチェジュ島付近で進路を北東に変え、朝鮮半島を通過し日本海へ進み、7 日03 時に温帯低気圧に変わった。台風の接近に伴い、暖かく湿った空気が長時間流れ込んだ九州の太平洋側の地域では局地的に大雨となった。

人的被害 軽症2 名
<国東市> 80 歳代男性(自転車で風にあおられ転倒)
<九重町> 70 歳代女性(風に飛ばされた枝が額に当たる)
その他 道路損壊2 箇所

【出典:大分地方気象台提供資料】

災害データ

最低気圧
1004.2hPa
最低気圧観測地
-
最低気圧観測日時
2018/10/6 4:15
最大風速の風向
南南東
最大風速
16.7メートル
最大風速の観測地
蒲江
最大風速の観測日時
2018/10/5 23:41
累積最大降水量
243.5ミリ
累積最大降水量観測地
宇目
日最大降水量
157ミリ
日最大降水量観測地
宇目
最大日降水量の観測年月日
2018/10/5
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
宇目
最大1時間降水量の観測年月日時間
2018/10/5 2:47
死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
-
住家半壊/半焼数
-
住家一部損壊数
-
床上浸水数
-
床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
1か所
橋梁被害
-
山・崖崩れ
-
被害総額
17,480 千円

主な被害

マップを見る

自転車に乗っていた80代の男性が風にあおられ転倒し、顔に軽いすり傷を負った。

落ちてきた木の枝が額に当たり、70代の女性がこぶができる軽傷を負った。

災害一覧に戻る