NHK大分放送局 × 大分大学減災・
復興デザイン教育研究センター(CERD)

4日3時に熱帯低気圧が台風第11号に変わった。台風はマーシャル諸島近海を発達しながら西に進み、7日には最低気圧が925ヘクトパスカルに達した。9日から10日にかけてマリアナ諸島を通過したのちに、13日に南鳥島近海に到達。15日には大型で非常に強い勢力となり、さらに北上を続けて大型で強い勢力を保ったまま、16日23時ごろに高知県室戸市付近へ上陸。四国を縦断して瀬戸内海へ出て、17日6時過ぎに岡山県倉敷市付近に再上陸。午後に日本海に達し、18日3時に熱帯低気圧に変わった。台風や台風に向かって暖かく湿った空気が入った影響で西日本と東日本を中心に雨量が多くなった。また、西日本で猛烈な風が吹いたほか、海上は西日本と東日本の太平洋側を中心に大しけとなった。