大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
復興デザイン教育研究センター(CERD)

災害【平成20年9月台風第13号】

発生期間 平成20年9月18日-平成20年9月19日 |災害番号:011423|固有コード:01142300

災害の種別
台風

概要

台風13号は四国の沖合を東に進んで大分県では南部の佐伯市と中部の一部が風速15メートルの強風域に入った。

9月10日21時にフィリピンの東海上で発生した台風第13号は、発達しながら北西に進み、13日に進路を西寄りに変えて先島諸島の南海上へと進んだ。
15日には進路を北寄りに変え、中心付近の最大風速が55m/sと猛烈な勢力となった。台風は、勢力を維持したまま16日早朝に石垣島付近を通過した後、沖縄本島の西海上を北東に進んだ。
17日には中心付近の最大風速が40m/sと強い勢力で九州地方に接近し、同18時過ぎに長崎県佐世保市付近に上陸した。その後、九州北部を北東進し、20時頃日本海へと進んだ。
台風はそのまま日本海を北東進し、18日21時頃には日本海中部で温帯低気圧に変わった。
この台風は、強い勢力を保ったまま、沖縄地方を通過し、九州地方に接近・上陸したため、沖縄地方から九州地方にかけて暴風となり、最大瞬間風速が16日に沖縄県竹富町西表島(イリオモテジマ)で北東の風69.9m/s、最大風速が17日に長崎県長崎市野母崎(ノモザキ)で南東の風46m/sとなるなど観測史上1位を更新した所があった。また、台風と活発な前線の活動により、沖縄県、大分県、長崎県、佐賀県、福岡県、広島県の一部で降り始めからの総降水量が9月の月間平均降水量を超える大雨となった所があり、1時間降水量が16日に大分県佐伯市蒲江(カマエ)で122㎜、佐賀県伊万里市伊万里(イマリ)で99㎜など記録的な大雨となった。
 佐賀県で土砂災害や浸水害により死者が3名、宮崎県延岡市では竜巻が発生し死者が3名となるなど、暴風や大雨により、沖縄地方、九州地方、中国地方で、死者・行方不明者があわせて10名となった。

【出典:台風第13号  平成18年(2006年)9月15日~9月20日(気象庁)】

災害データ

最低気圧
-
最低気圧観測地
-
最低気圧観測日時
-
最大風速の風向
-
最大風速
-
最大風速の観測地
-
最大風速の観測日時
-
累積最大降水量
-
累積最大降水量観測地
-
日最大降水量
-
日最大降水量観測地
-
最大日降水量の観測年月日
-
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
-
最大1時間降水量の観測年月日時間
-
死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
-
住家半壊/半焼数
-
住家一部損壊数
-
床上浸水数
-
床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
1か所
橋梁被害
-
山・崖崩れ
-
被害総額
14,098 千円