災害【平成16年8月停滞前線、台風第17号】
発生期間 平成16年8月23日-
- 災害の種別
- 台風 落雷
概要
8月23日午後、停滞前線が九州北岸に接近したためと台風第17号の影響により、大分県では、南から暖かく湿った空気が流れ込んだ。大気の状態が不安定となり、積乱雲が発達し、県内の大部分で一時的に雷を伴う激しい雨が降った。
23日14時頃から17時頃にかけ、落雷のため九州電力大分支店管内で約73,300戸が停電した。大部分は数分で復旧したが、大野町の一部は約1時間、国東町の一部は約20分間、停電が続いた。
(交通機関)23日、雷を伴う激しい雨の影響でJRのダイヤが乱れた。豊肥本線は、14時35分頃、豊後荻駅で雨量の運行基準値を超えたため、朝地駅-玉来駅間で約2時間45分運転を見合わせた。この影響で、特急列車2本と普通列車10本が運休、特急列車3本と普通列車11本が最大1時間15分遅れた。久大本線は、14時50分頃、豊後国分駅の信号機が故障し、大分駅-由布院駅間で約1時間30分運転を見合わせた。この影響で、普通列車6本が運休、特急列車6本と普通列車21本が最大2時間遅れた。原因は落雷とみられる。日豊本線は、15時25分頃、杵築駅と立石駅で雨量の運行基準値を超えたため、中津駅-杵築駅間で約2時間徐行運転をした。この影響で、普通列車7本が運休、特急列車11本と普通列車13本が最大1時間55分遅れた。航空便では、23日大阪発大分行きフェアリンク3063便(15時55分到着予定)は、雷雨のため大分空港上空でサークリングし待機したため、40分遅れで到着した。折り返しの3064便(16時25分発予定)も54分遅れで出発した。
【出典:大分県災異誌 第7編(平成13年-平成23年)(2012.2)】
【出典:2004/8/23 9:00の天気図】
災害データ
- 最低気圧
- -
- 最低気圧観測地
- 大分
- 最低気圧観測日時
- -
- 最大風速の風向
- 南南西
- 最大風速
- 12メートル
- 最大風速の観測地
- 武蔵
- 最大風速の観測日時
- 2004/8/23 15:50
- 累積最大降水量
- -
- 累積最大降水量観測地
- -
- 日最大降水量
- 85ミリ
- 日最大降水量観測地
- 国見
- 最大日降水量の観測年月日
- 2004/8/23
- 最大1時間降水量
- -
- 最大1時間降水量の観測地
- 国見
- 最大1時間降水量の観測年月日時間
- 2004/8/23 16:20
- 死者・行方不明者数
- -
- 負傷者数
- -
- 住家全壊/全焼数
- 戸(棟)
- 住家半壊/半焼数
- 戸(棟)
- 住家一部損壊数
- -
- 床上浸水数
- -
- 床下浸水数
- -
- 道路被害 ※事前通行規制は除く
- -
- 橋梁被害
- -
- 山・崖崩れ
- -
- 被害総額
- -