大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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災害【平成16年8月台風第15号】

発生期間 平成16年8月17日-平成16年8月19日 |災害番号:011180|固有コード:01118000

災害の種別
台風 大雨

概要

8月16日15時にフィリピンの東海上で発生した台風第15号は、次第に発達しながら、18日9時には、奄美大島の西海上を北北西へ進み、東シナ海を北上した。19日3時には福江島の西北西の海上を北北東へ進み、19日6時には、中心気圧970ヘクトパスカル、最大風速35メートルの勢力で対馬市の西北西の海上へ進んだ。その後、日本海を北東へ進み、20日6時過ぎ、青森県津軽半島に上陸した。上陸後、北海道の南海上を東へ進み、18時に根室の南東海上で温帯低気圧に変わった。

台風第15号の大雨や強風の影響で農業関係では、玖珠九重、日田振興局管内で、野菜や果樹、水稲等に被害があった。また、強風によるビニールハウスの損壊もあり総被害額は1,917万円に及んだ。大分ホーバーフェリーや、国道九四フェリー、スオーナダフェリー、高速船ソレイユは午前中の全便が欠航。宇和島運輸フェリーは一部欠航。JRでは、日豊本線と久大本線は特急列車などに運休や遅れが出た。また、航空便では中国東方航空の大分−上海便が欠航した。

【出典:大分県災異誌 第7編(平成13年-平成23年)(2012.2)】

【平成16年8月台風第15号】

【出典:2004/8/18 21:00の天気図】

災害データ

最低気圧
996.7hPa
最低気圧観測地
-
最低気圧観測日時
2004/8/19 3:58
最大風速の風向
南南東
最大風速
14メートル
最大風速の観測地
蒲江
最大風速の観測日時
2004/8/19 1:20
累積最大降水量
331ミリ
累積最大降水量観測地
宇目
日最大降水量
224ミリ
日最大降水量観測地
宇目
最大日降水量の観測年月日
2004/8/17
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
蒲江
最大1時間降水量の観測年月日時間
2004/8/17 13:20
死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
-
床上浸水数
-
床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
4か所
橋梁被害
-
山・崖崩れ
-
被害総額
149,287 千円