大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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災害【平成3年8月台風第13号・台風第14号】

発生期間 平成3年8月28日-平成3年8月30日 |災害番号:010050|固有コード:01005000

災害の種別
台風 大雨
市町村
豊後大野市

概要

28日から29日にかけて「ごく小さく、弱い」勢力の台風第13号が、九州の西方海上を北上した。このため県下では南部から南西部にかけて100ミリを超す雨が観測された。また、30日には台風第14号が四国沖を北東に進み、これに伴って県下では午前中大気の状態が不安定になり、中部や南部で20〜40ミリの降雨があった。

29日18時すぎ、竹田市大字竹田の市道で崖崩れが発生した。
また、30日14時半ごろ大野郡三重町松尾で民家裏の斜面が高さ約30m、幅約20mにわたり崩れた。このため、民家が土砂で押しつぶされ、この下敷になって1名が死亡した。県の南部では、21日から相次いで九州に接近した台風12.13.14号の影響でかなりの雨が降り地盤が緩んでいたものと考えられる。

【出典:大分県災異誌 第6編(平成3年-平成12年)(2002.3)】

【平成3年8月台風第13号・台風第14号】

【出典:1991/8/29 9:00の天気図】

災害データ

最低気圧
1001.1hPa
最低気圧観測地
-
最低気圧観測日時
1991/8/29 15:31
最大風速の風向
南東
最大風速
9メートル
最大風速の観測地
豊後高田
最大風速の観測日時
1991/8/29 13:00
累積最大降水量
238ミリ
累積最大降水量観測地
宇目
日最大降水量
123ミリ
日最大降水量観測地
宇目
最大日降水量の観測年月日
1991/8/28
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
佐賀関
最大1時間降水量の観測年月日時間
1991/8/29 3:00
死者・行方不明者数
1人
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
2戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
1戸(棟)
床上浸水数
-
床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
41か所
橋梁被害
-
山・崖崩れ
2か所
被害総額
473,658 千円

主な被害

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民家裏の斜面が高さ約30メートル、幅約20メートルにわたり崩れた。このため民家が土砂で押しつぶされ、この下敷きになって1人が死亡した。

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