大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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災害【平成2年9月台風第20号】

発生期間 平成2年9月28日-平成2年9月30日 |災害番号:009960|固有コード:00996000

災害の種別
台風 大雨

概要

24日にフイリピンの東海上で発生した台風第20号は、29日15時小型で並みの勢力を保ち、大隅海峡を通り日向灘から四国の南海上を北東に進み、30日9時30分ごろ和歌山県白浜町付近に上陸した。この台風は、小型であったため県下は暴風域に入らず、雨も28日夜の降り始めから30日までの総雨量が蒲江139ミリ、出羽115ミリ、下障子で112ミリと県の南部を中心に100ミリを超えた程度で、県北部・西部では50ミリ以下の降水量であった。

県下の被害は、山がけ崩れ3件(大分県警調べ)県消防防災課のまとめでは林業水産関係で3,178万円の被害が発生した。29日夜から30日未明にかけてフェリーやJRのダイヤが大幅に乱れ、また県道3ケ所で落石や樹木が倒れるなどして通行止め等の交通障害が発生した。(大分合同新聞)

【出典:大分県災異誌 第5編(昭和56年~平成2年)(1991.12)】

【平成2年9月台風第20号】

【出典:1990/9/29 21:00の天気図】

災害データ

最低気圧
1006.6hPa
最低気圧観測地
-
最低気圧観測日時
1990/9/30 1:10
最大風速の風向
北東
最大風速
10.2メートル
最大風速の観測地
大分
最大風速の観測日時
1990/9/29 20:10
累積最大降水量
24.5ミリ
累積最大降水量観測地
大分
日最大降水量
22ミリ
日最大降水量観測地
大分
最大日降水量の観測年月日
1990/9/29
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
大分
最大1時間降水量の観測年月日時間
1990/9/29 15:10
死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
-
床上浸水数
-
床下浸水数
3戸(棟)
道路被害 ※事前通行規制は除く
-
橋梁被害
-
山・崖崩れ
3か所
被害総額
31,780 千円