大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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災害【昭和59年8月台風第10号】

発生期間 昭和59年8月19日-昭和59年8月21日 |災害番号:009470|固有コード:00947000

災害の種別
台風 大雨
市町村
日田市

概要

南大東島の南々東海上にあった弱い熱帯低気圧は次第に発達して16日12時には台風第10号となってゆっくり西北西に進んだ。18日には大型で並みの台風に発達して進路を北々西に変え19日9時には沖縄本島の西を通って北に進み、20日23時には鹿児島市の西約390キロ付近、21日早朝には長崎市の西およそ250キロの海上に達した。その後進路を北東に転じ速度をやや速めて、17時過ぎには対馬付近を通って21日夜半に日本海に入った。

22日12時現在の県警の調べによる被害は、住家の全壊1むね、山がけ崩れ2か所。大分県消防防災課の調べでは、土木関係の被害が約15億円と最も多く、被害総額は16億円に達した(9月5日確定)22日の大分合同新聞によると、21日14時ごろ中津江村で杉の大木が住宅に倒れかかり住宅が半壊したほか、佐伯市・本匠村・宇目町で、山がけ崩れ・土砂崩れによる市町村道の決壊があった。また、ホーバーやフェリーが運休、列車に遅れが出るなどの交通障害が発生した。

【出典:大分県災異誌 第5編(昭和56年~平成2年)(1991.12)】

【昭和59年8月台風第10号】

【出典:1984/8/21 9:00の天気図】

災害データ

最低気圧
985.7hPa
最低気圧観測地
-
最低気圧観測日時
1984/8/21 16:20
最大風速の風向
南南東
最大風速
10.9メートル
最大風速の観測地
大分
最大風速の観測日時
1984/9/21 12:30
累積最大降水量
261ミリ
累積最大降水量観測地
釈迦岳
日最大降水量
246ミリ
日最大降水量観測地
釈迦岳
最大日降水量の観測年月日
1984/8/21
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
-
最大1時間降水量の観測年月日時間
-
死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
1戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
1戸(棟)
床上浸水数
-
床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
124か所
橋梁被害
1か所
山・崖崩れ
-
被害総額
1,260,144 千円

主な被害

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台風による大雨のため、杉の大木が住宅に倒れかかり住宅が半壊した。

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