大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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災害【昭和30年10月台風第23号(マージ台風)】

発生期間 昭和30年10月3日-昭和30年10月4日 |災害番号:005920|固有コード:00592000

災害の種別
台風 大雨 強風

概要

9月27日、グアム島付近に発生した弱い熱帯低気圧は28日に台風となり、次第に発達しながら北西に進み、10月3日の早朝には室戸岬の南方およそ500キロの海上に達し、その後、日向難から豊後水道に入り3時ごろ佐伯沖を通って沿岸沿いに北上し、5時前後には国東半島をかすめて周防濉に入り、4日9時前後には山口県を通過し、正午すぎ米子市付近を経て日本海へ向かった。この台風のため、県下は3日の早朝から雨が降り始め、台風が日向難に達した3日の夕方から急に風雨が強くなった。台風が豊後水道に入るころからその勢力は次第に衰弱し、暴風半径は著しく小さくなり、特に周防難に入ってからは急に衰え、沿岸地帯を除いたほかは風雨がともに弱まった。
台風23号の被害は、台風22号が来襲した直後であり、災害の復旧作業が終わらないうちに打撃を受けたので、被害を一層大きなものにした。

【出典:大分県災異誌 第2編(1966)】

【昭和30年10月台風第23号(マージ台風)】

【出典:1955/10/3 21:00の天気図】

災害データ

最低気圧
996.8hPa
最低気圧観測地
-
最低気圧観測日時
1955/10/4 3:22
最大風速の風向
最大風速
16.8メートル
最大風速の観測地
大分
最大風速の観測日時
1955/10/4 2:00
累積最大降水量
113ミリ
累積最大降水量観測地
野津原
日最大降水量
113ミリ
日最大降水量観測地
野津原
最大日降水量の観測年月日
1955/10/3
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
大分
最大1時間降水量の観測年月日時間
1955/10/4 0:40
死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
12戸(棟)
住家半壊/半焼数
34戸(棟)
住家一部損壊数
309戸(棟)
床上浸水数
47戸(棟)
床下浸水数
149戸(棟)
道路被害 ※事前通行規制は除く
5か所
橋梁被害
1か所
山・崖崩れ
3か所
被害総額
-