大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
復興デザイン教育研究センター(CERD)

災害【平成30年4月斜面崩壊】

発生期間 平成30年4月11日-

災害の種別
斜面崩壊
市町村
中津市

概要

11日未明、斜面崩壊に伴う土砂災害が発生(警察に通報があったのは午前4時すぎ)。崩れた斜面は幅およそ200メートル、高さおよそ100メートル、奥行きおよそ200メートルの範囲。建物4棟が被災し、20代から90代までの住民男女6人が死亡した。専門家の調査委員会では、しみこんだ地下水によってもろくなった部分が、地下水の水圧なども加わり地すべりを起したと考えられるとした。また地すべりを起こした場所は、しみこんだ地下水が集まりやすい場所だったいう。

【出典:4月11日中津市耶馬溪町斜面崩壊に関する災害情報について(第36報)】

11日は、気圧の谷や湿った空気の影響により曇りで雨の降っている所もあったが、高気圧に覆われて概ね晴れていた。

○人的被害
死者6名(45歳男性、76歳女性、86歳女性、21歳女性、90歳女性、52歳女性)
○建物被害
住家4棟

【出典:大分地方気象台提供資料】

【出典:大分大学減災・復興デザイン教育研究センター】

災害データ

死者・行方不明者数
6人
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
4戸(棟)
住家半壊/半焼数
-
住家一部損壊数
-
床上浸水数
-
床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
-
橋梁被害
-
山・崖崩れ
-
被害総額
2,669,958 千円

主な被害

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住宅の裏山が幅約160メートル、長さ約220メートル、最大深度約35メートルにわたり崩壊し、4棟が巻き込まれ、6人が死亡した。崩れた土砂の量は約13万立方メートルに及んだ。調査の結果、原因はしみ込んだ地下水によってもろくなった部分が、地下水の水圧などが加わり地すべりを起こしたと考えられている。

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