大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
復興デザイン教育研究センター(CERD)

被害【平成23年6月梅雨前線】大分市牧

|災害番号:011630|固有コード:01163002

災害の詳細を見る →

市町村
大分市

概要(被害)

住宅の裏山の一部が崩れた。土砂は土砂崩れ防止用の柵で止まったが、引き続き裏山が崩れるおそれがあり、この家に住む3人が自主的に避難した。

災害概要

6月18日から20日にかけて、梅雨前線が九州中部付近に停滞した。また、20日は対馬海峡に低気圧が発生し東北東進した。梅雨前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、18日から20日にかけて梅雨前線の活動が活発となり、大分県では 20日夜にかけて大雨となった。

20日県内では24件の道路被害と5件の土砂崩れが発生したが、けが人はなかった。大分市などで5世帯12人が自主避難した。玖珠町太田の県道玖珠山国線では、のり面が高さ5m、幅 20mにわたって崩れ、一時全面通行止めとなった。
日田市天瀬町本城の県道天瀬阿蘇線は、コンクリートの擁壁上ののり面が高さ約5m、幅約10mにわたって崩壊した。竹田市下坂田では、高さ10m、幅10mにわたって土砂が崩れ、電柱3本が倒壊し、近くの民家で約2時間停電した。大分市八幡の民家近くの崖は高さ約10m、幅約10m にわたり崩れた。また、農業施設被害2件発生した。JRでは、久大本線、豊肥本線で始発から運転を見合わせが、線路の冠水などの異常がないかを確認後、順次、運転を再開した。佐伯市直川のJR日豊本線直見駅で、信号機にトラブルが発生し、約1時間10分運転を見合わせた。

【出典:大分地方気象台提供資料】

災害データ

最低気圧
-
最低気圧観測地
-
最低気圧観測日時
-
最大風速の風向
-
最大風速
-
最大風速の観測地
-
最大風速の観測日時
-
累積最大降水量
277ミリ
累積最大降水量観測地
椿ヶ鼻
日最大降水量
146ミリ
日最大降水量観測地
椿ヶ鼻
最大日降水量の観測年月日
2011/6/19
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
椿ヶ鼻
最大1時間降水量の観測年月日時間
2011/6/19 14:02
死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
-
床上浸水数
1戸(棟)
床下浸水数
1戸(棟)
道路被害 ※事前通行規制は除く
24か所
橋梁被害
-
山・崖崩れ
2か所
被害総額
779,999 千円

主な被害

マップを見る

県道沿いにある住宅の裏山のがけが高さ7メートル、幅7メートルにわたり住宅の駐車場に崩れたが、住宅に被害はなく、けが人もいなかった。

災害一覧に戻る